婦人科系の疾患で悩む女性がじつはかなり多いと知ったのは
実際に自分が内膜症の診断を受けてからでした。
遡ること4年前のことです。
右の脚の付け根がチリチリ痛むなあ、何だろう、
とりあえず寝れば治るか、とあまり気にせずそのまま就寝したのですが
痛くてなかなか眠れない、朦朧としたまま朝を迎えてもまだ痛い。
仕方ないので痛み止めを飲むも全然効かない。
しまいには夜に熱が出てしまい、さすがにこれはおかしいと思い、
数日間痛みを引きずった後、婦人科で診てもらうことに。
なぜここで内科ではなく婦人科だと判断したのかというと
それまで、例えば自転車に乗っていると直腸に響くなどの症状があり
検索すると内膜症の疑いがあると出てきたからです。
そこで受けた診断は
子宮筋腫と腺筋症と内膜症(チョコレート嚢胞)なんとトリプル
どうりで生理痛は酷いし、おかしな痛みもあったわけだ…と妙に納得
内膜症は剥がれた内膜や経血が、何らかの原因で逆流し、
卵巣に溜まってしまう疾患です。
そのせいで卵巣が腫れ、ひどいと捻転、または手術を行わなければなりません。
私の卵巣は5センチという、微妙な大きさだったのですぐに手術とはならず
投薬(ジエノゲスト)で生理を止めて内膜を薄くし、
症状を軽減させるというものでした。
約2年半近く毎日朝晩決まった時間に飲み続け、
生理がないので楽といえば楽なのですが
鬱、無気力、不正出血、老化、更年期の症状などの副作用があり、
特に冬でもバケツの水を被ったような寝汗がひどく、
このままだと身体とメンタルがおかしくなってしまう…と思い、
先生に相談して断薬しました。
卵巣の大きさも薬のおかげで少し小さくなっていたので出来たことです。
(※個人差があり副作用がほとんど出ず、薬が合って飲み続ける人も勿論います)
…で、断薬すると再び生理がくるようになるわけですが、まあしんどい
生理前から生理、そして排卵日まで含めると月のほとんどがしんどい
一時期は女に生まれてくるんじゃなかった!と恨むほどでした。
でも自分のカラダなんだもの。付き合っていくしかない。
で、病院に頼るだけでなく自分でできることはないか?
と思い、最近こちらの本を参考に色々試している最中です。