先日、にじいろカルテというドラマを観ました。

難病を患ってしまった高畑充希さん演じるお医者さんが都内で職を失い、

とある山奥の村で新たに医者として生活をスタートするお話です。

そこで出会った村の人々との織りなす人生模様が、とっても優しくて

あたたかくて、人ってなんて素敵な生き物なんだろうと感動してしまいました。

 

そこで出てくる台詞で

「病気だけど、けして不幸ではないんだよ」

というのがあるのです。

病気による様々な苦労や苦痛はあるけれども、

助けてくれる仲間がいて、愛されて、笑い合える。

そういう居場所がある、ということを伝えてくれるんですね。

 

私たちはどうしても病気=不幸という図式を想像してしまいます。

確かに辛いことも多い。できないことも増えるかもしれません。

でも、果たしてそれが確実に不幸になるのか?と問われれば

必ずしもそうではないんですよね。

そこから得られることも、気づく事もたくさんあるはずなんです。

そうやって生きてこられた方も大勢いらっしゃいます。

病気を抱えたまま、自分なりの生き方を学ぶこともできるわけです。

 

とはいえ、私はそこまで人間力が高くはないので

実際にそうできるかどうかはわかりませんが、

病気=不幸ではない、ということを知っておくだけでも、

向き合い方、付き合い方が変わってくると思います。

 

にじいろカルテ、とっても良いドラマで、かつ、

私の大好きな井浦新さんも出てるのでおすすめです(笑)