今日は、

「広島原爆を知る」の続きで

その2です。

 

人の頭の上に、故意に原爆を落とされた国は、私たちが住む日本だけです。

 

原爆については、修学旅行で行ったことがあるくらいで、それ以上とくに知ろうとしてきませんでした。でも、自分が知ろうと思えば知ることができる、という、当たり前のことを想うと、日本人としてちゃんと知りたいと思い、撮影旅をすることにしました。

 

撮影は2019年ですが、

今の解釈で現像しています。

 

 

写真は5枚です。

 

よろしければ写真での旅を

ご一緒いただけたら、嬉しいです。

 

 

 

 

 

『世界遺産 原爆ドーム』

原爆ドームは、世界遺産です。

 

世界遺産とは、1972年のユネスコ総会で採択された世界遺産条約に基づき「世界遺産リスト」に記載された「顕著な普遍的価値」を持つ建造物、遺跡、景観、または自然のことです。

 

1992年9月に日本の世界遺産条約加盟を契機に「原爆ドームも世界遺産に」との声があがり、広島市から国に要望書が提出されました。翌1993年には国会請願のための全国的な署名活動が展開され、国はそれを受けて1995年6月に原爆ドームを”史跡”に指定し、同年9月には原爆ドームを世界遺産として登録してくれるよう世界遺産委員会に推薦しました。

 

その翌年(1996年)12月に原爆ドームは「人類史上初めて使用された核兵器の惨禍を如実に伝え、時代を越えて核兵器の廃絶と世界の恒久平和の大切さを訴え続ける人類共通の平和祈念碑」としてユネスコの世界遺産リストに登録されました。

ところで”ユネスコ”とは、よく聞きますが、一体何のことなのでしょう?気になったので調べてみました。

 

ユネスコとは、国連(国際連合:United Nations)の専門機関のひとつで、国連教育科学文化機関(United Nations Educational,Scientific and Cultural Organization)です。頭文字をつなげるとUNESCO(ユネスコ)となるのですね。1946年に、異なる文明、文化、国民の間の対話をもたらす条件を創出する活動をする機関として設立されました。

 

なお、国連とは「国際の平和及び安全を維持すること、その他」を目的として1945年10月に51か国の加盟によって設立された組織です。

 

現地に行ったときは、ここまで知りませんでしたが、これを知ると原爆ドームの価値の深さを改めて感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

『原爆ドーム北西側』

原爆ドーム北西側は、爆心地から遠い側の外壁が残されているだけです。中には補強のための柱が入っているのが見えます。

 

ここの手前には中国・四国土木出張所職員殉職碑が置かれています。1954年(昭和29年)8月6日に建立されました。

まだここが広島県産業奨励館だった頃に、この出張所が3階と1階の一部に入っていました。職員は93人おられたそうですが、疎開していた人を除き52人の方が原爆の犠牲になったそうです。

 

歌碑には「原爆のいけにえとなりし人々は、なごみゆく世のいしずえにして」とあります。

また、碑陰に「元内務省中国四国土木出張所職員52名は国民義勇隊として作業中昭和20年8月6日の原爆並びに戦災により、平和の礎となりこの地に眠る、昭和29年8月6日、建設省中国四国地方建設局職員一同建之」とあります。

 

平和記念資料館の資料によれば、この歌碑の意味は次の通りです。

 

「しだいに復興されていく新生日本の礎として、不運にも原爆でなくなられたかたがたを思うにつけ、この貴い犠牲を無にしないよう我々は、君達がねがいはたさなかった平和な国の建設に、より一層の努力を傾けたいと思う。どうかやすらかにお眠り下さい。」(建設省中国地方建設局(現在の国土交通省中国地方整備局)の資料より)

 

 

 

 

 

 

 

 

『原爆ドームの上の方』

原爆は、この原爆ドームから160m地点の上方600mで爆発しました。爆風と熱線で建物の弱い部分はすべて壊れましたが、比較的強い部分が壊されずに残り、それが原爆ドームとなりました。よく見れば見るほどぼろぼろで、原爆の威力のすごさを感じます。

 

原爆にやられてから79年の今日でも、こうして存在し続けてくれていることに、感謝です。ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

その3に続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日もお読みいただき、

ありがとうございます。

 

プロコーチ11年目、常楽でした。

 

 

 

 

 

 

「男性優位社会を知る」シリーズ

 

 

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