スマホアプリに掲載された家電量販店の広告で、「1回に2,000円(税込)以上の購入で500円相当のポイント進呈」との誘惑に負けて、購入した2品目は単品の車両になります。

 

キハ58系は、KATO製の旧製品を主力に所有していますが、KATOで2018年にフルリニューアルされた製品は、平窓のキハ28(品番6115)しか購入していませんでした。(→こちら

旧製品のキロ28は張り上げ屋根タイプでしたが、2020年に発売されたパノラミックウインドウの製品群には、雨樋位置が下がったタイプのキハ65と同じ車体構造をしたキロ28が新たに加わっており、これを買いそびれていました。

 

2品目として購入したのは、キロ28-2500番台(品番6130)です。こちらもラストワンでした。

 

旧製品のキロ28(左)と並べて見ると、側板の屋根が始まる位置の違いが良く判ります。

 

今回購入の2500番台(上側)と、旧製品の0番台(下側)です。屋根構造以外に、右側デッキとトイレの位置が反転しているのが判ります。

 

反対側の側面も同様の箇所に差異が見られ、車種の異なる車両の様にも見えます。

 

旧製品の0番台が冷房化改造車でAU13E(奥側)、2500番台は新造冷房車でAU13角形(手前側)と、クーラー形状も異なっています。

 

 

今回購入した2500番台は、後期形(8次車)の最終製造車両がモデルとのことです。

車番は、最終番号のキロ28-2518が印刷されています。

 

なんと、同じ車番の車両を持っていました。

 

 

同一車番のもう1両は、左側のTOMIX製の初期製品であるキロ28(品番2255)です。

 

上側がKATO製、下側がTOMIXです。但し、TOMIX製は車体だけで、下回りはKATO製の旧製品に交換されています。

 

反対側の側面です。TOMIX製は、ドア下部に丸窓(明かり採り)がないことと、グリーン車マークの位置が低く過ぎるように思いますが、他には大きな違いはありません。

 

KATO製(手前側)とTOMIX製(奥側)の違いは、同一車番ながらクーラー形状が違っています。この写真を撮ってから気が付きましたが、屋根上にあるエンジン排気口の位置が、KATO製とTOMIX製で違っています。良く見ると、TOMIX製は左側デッキの真上に排気口があるので、明らかに間違っています。TOMIX製は中古品を購入したもので、今迄まったく気が付きませんでしたが、前所有者が分解加工をされた際に、屋根板の左右を嵌め間違えたようです。

 

TOMIX製の屋根板を外してみると、屋根板の内側に貼った両面テープでボディに固定してありました。本来は、長ネジを床板底面~ボディの貫通円柱~屋根板裏面へと通して、屋根裏の円柱状ボスに2ヶ所で止める構造ですが、床板をKATO製に交換されたことで、長ネジが使用できなくなったための処置でした。固定方法はそのままに、屋根板の左右を入れ替えが出来ます。

 

排気口が判り易いように車両の向きを変えてみました。TOMIX製の屋根板も正しい向きに装着完了です。

 

1品目のASSYパーツのカプラーと、2品目のキロ28とで支払合計が約2300円と条件をクリアして、500円分のポイントを確保できました。欲しかった2品が入手できた上に、ポイントのおまけ付と、さやかな喜びを感じています。(完)

 

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