TOMIX製の旧型国電72・73形ですが、今年の3月に発売された基本セット(品番98464)の構成は全金車920番台を編成としたセットです。中間車のモハ72920番台は、既に鶴見線セット(品番92448)でT車として製品化されていましたが、今回のセットで漸くモーター付のM車も製品化されました。

 

これに併せて、既報(→こちら)のようにDT20の動力台車も分売されることになりました。

DT20形動力台車/黒台車枠・黒車輪(品番6697)です。定価は1個660円(税込)ですが、2個で1000円程度(税込)にて、量販店の通販サイトから購入することが出来ました。

 

一方、モハ72920番台のボディは、最新製品(品番98464の構成品)の新品をオークションで入手しました。

 

次に、動力ユニットは、手持ちのモハ72の単品旧製品から調達することにしました。

モハ72形(M) (品番2935)です。ケースの中に入れていたレシートを見ると、2006年7月に購入したもので、購入時の確認以外には一度も走行させたことのない予備車両です。

 

古い製品ですので、非フライホール仕様の動力ユニットですが、動力台車をDT13からDT20に交換して活用することにします。また、カプラーは旧国用密連形のBMタイプながら線バネ仕様(品番JC28::生産中止品)ですので、最新のSP仕様のパーツに交換することにします。

 

旧国中間車用の配管付き密連形TNカプラー/SP・黒(品番JC6350)も、台車と共に購入しておきました。

 

動力台車をDT20に、カプラーを配管付きのSPに交換しました。

 

モハ72920番台のボディに、DT20付きの動力ユニットを装着。購入以来、16年間も未走行でしたが、メンテなしにスムーズに走行してくれました。

 

モハ72920番台のM車が完成しました。これで、旧国編成のバリエーションが楽しめます。

 

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