関西でも一昨日ようやく梅雨明けとなり、暑さが厳しい時期になりました。今回は、ちょっと暑苦しい色ですが、ローズピンクのEF81初期型の貨物カマの登場です。

 

TOMIXのEF81 初期型・JR貨物更新車(品番2160)で、2007年6月に新発売となった製品です。2020年6月には、同じEF81 初期型・JR貨物更新車の改良製品が品番7131として発売になっています。

 

塗装色は通常のローズピンクですが、北陸筋で活躍したJR貨物更新車に固有なボディ裾の全周に白線が入っているのが特徴で、スッキリした感じに仕上っています。

 

KATOの後期型に相当するEF81一般色(3021-1)と、TOMIXのEF81初期型・JR貨物更新車(2160)を比べてみました。

 

後期型(左)と比較すると、初期型(右)では窓下の左右に設けられた通風孔、テールライトは内ハメ式、スカートには20系客車用のKE59Hジャンパ栓などの特徴が再現されています。

 

後期型(奥側)と比べてみると、初期型(手前側)では、黒色の屋根上機器カバーの形状が異なっているのも再現されています。初期型に区分される1号機~38号機ですが、量産先行機の1号機では銀色の抵抗器カバーの形状が量産機の2号機~38号機とは異なっており、製品は2号機~38号機を再現しているとのことです。

 

私は初期型でも1号機だけ抵抗器カバーの形状が異なることを知らず、添付されているナンバープレート(EF81-1,8,23,27)から、EF81-1を装着しました。改良製品では、1号機を外した(EF81-2,23,27,34)に変更されています。

 

北陸筋の運用車に見られた乗務員室窓の点検孔蓋も再現され、エンド標記・ATS標記・JR貨物標記なども綺麗に印刷されています。貨物列車牽引の専用機なので、大多数の貨車に合わせてアーノルドカプラーを装着していますが、他機に合わせてKATOのナックルカプラーに挿げ替える予定です。

 

2020年に発売された改良製品(品番7131)では、ヘッドライトがON/OFFスイッチ付き、フライホイール付きM-13モーター採用、前面手すりの別パーツ化などの改良が加えられているとのことです。

 

【追記】 2022.9.7

車番・銘板をEF81-23・三菱に変更しました。

 

 

 

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