今回は、回送運転台側の妻板を供出して悲惨な姿になったサロ152の修復作業を予定通り行いました。

 
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部品取りした残骸のアンデコボディから更に切り出した妻板と、修復作業を受けるサロ152です。この写真では判り難いのですが、妻板の側面は妻板自体の厚さに加え側板も0.5mm程度残して切り出してあります。
 
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妻板は、ボディと綺麗に接続できるよう妻板側をヤスリ修正してから瞬間接着剤で接着し、乾燥後に接続部の裏面側からABS用接着剤を流して固着し強度を確保しました。
 
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屋根板にあった回送運転台用のヘッドライトはニッパーで切り取り、撤去部分に開いた凹みを瞬間接着剤で埋めて平滑になるよう紙やすりで削ってあります。
 
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台車以外のパーツを組みつけて、修復した妻板との整合を確認。綺麗に収まりました。
 
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妻板と側板の接続部分も問題ありません。
 
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反対側の側面も大丈夫です。
 
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台車を履かせて修復作業が取敢えず完了しました。
 
残すは妻板の塗装のみとなりましたが、回送運転台が無くなったのでサロ152とは呼べなくなりました。得意の用途変更をするしかなさそうです。(続く)
 
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