昨日の続きで今回は下回りについて。前回の投稿に記載の通り下回りがTOMIX製となっている限定商品です。

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GM製のクモヤ143 M車(左)とT車(右)で、共にスカートが未取付です。
 

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M車のTOMIX製の動力ユニットです。左側にはライトユニット対応の集電板とON/OFFスイッチも装備しています。
 
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品番は2980になっています。
 
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品番が2980の動力ユニットを装着した車両が見つかりました。富山港線4両セット(92232)のM車であるクモハ73の近代化改造車に使用されていました。
 
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動力台車と床下機器(モーターカバー)は交換されていますが、72・73形用の動力ユニットの転用でした。
 
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T車のTOMIX製の下回りです。座席パーツは、ロングシートで左側にはライトユニット用の集電板があるので、通勤形の先頭車用の模様です。

 
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座席パーツの品番は2933/2934になっています。この流用元も直ぐに判りました。
 
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72・73形通勤電車セット(基本:92066,増結:92067)の構成品であるクハ79(2933)でした。
因みに2934は同セットのクモハ73(旧モハ63)です。
 
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クハ79(2933)/サハ78(2937)用の床板を流用し、既存の床下機器を切り取ってからM車用のモーターカバーを被せて接着したもので、台車はDT33(T車用)に交換されています。

GM製の動力ユニットが改良を加えた製品に移行する過渡期であった為か、このロットのセットだけにTOMIX製の下回りが採用されており、以降はT車も含めてGM製品に統一されています。
 
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スカートは黒色に塗装してボディに接着するように指定されていますが、アーノルドカプラーと支障するため、未取付のままです。カプラーを密連形に交換する等の対応をしてから、取付方法を検討したいと思います。

以上の様に、ボディ並びに下回りで処置が必要な箇所があります。現状の休車状態を出来るだけ早く解消したいものです。