先般投稿した「TOMIX EF63のジャンパ栓台だけない」で、軽井沢方のスカートに装着する総括制御用のジャンパ栓を集めた台枠が入手出来ず自作も覚悟と記述しましたが、運よく2次形用を入手することができました。
 

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左側が2次形(14号機)、右側が1次形(2号機)で、それぞれにジャンパ栓台が取付け完了した姿です。

 

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ようやく入手出来たパーツで、Cアンテナと共にモールドされたジャンパ栓台(2両分)です。これを切り取って軽井沢方のスカート穴に差し込むだけです。
 

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横川駅で189系あさまの下り列車(右側にカプラーだけが見える)に連結する直前のEF63-18(2次車)です。EF63のジャンパ栓台に配置されたジャンパ栓受には、連結相手に合わせた色が塗られているのが判ります。
 
もっと判り易い写真がネット上にありました。
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出典: ウィキペディア「国鉄EF63形電気機関車」 から転載 ・・・ 2次車とのことです。これを参考にしながら、車両塗装用のカラー塗料(ラッカー)で着色することにしました。
 
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切り離す前に着色を済ませました。GMの白色・湘南色(橙色と緑色)・特急色(赤色)を使用しています。爪楊枝の先端に塗料を付けて表面に垂らす要領で着色しました。はみ出た箇所は乾燥後にカッターナイフで削ぎ落としてあります。
 
製品の説明書には、取付けに際しては接着するとボディの分解が出来なくなるので挿し込むだけにするようにとの注記がありましたが、レンタルレイアウトを走行する際に落下の不安があり、透明のゴム系ボンドを微量かませてから挿し込みました。
 
 
次に、1次車に車番(ナンバー)とメーカーズプレートが未装着でしたので、併せて装着しました。次車区分は、試作車:1号機, 1次車:2~13号機, 2次車:14~21号機, 3次車:22~25号機で、入手出来たナンバーのインレタは3次車用なので、22~25号機までの4種類しかありません。1次車にするため、インレタの最後の数字を切り離して 「EF63 2」 だけを利用して2号機としました。
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2号機は東芝で製造されましたが、ジャンク品で残っていたメーカーズプレートには「東芝」がなく、取敢えず1次車に該当する「三菱」を装着しました。後日、1次車の車番インレタか東芝のパーツが入手できた時点で妥当な組合せに取り換えることにし、微量のゴム系ボンドで仮止めとしています。
 
2次車の前面のナンバーは、EF63の部分がインレタが二重に貼り付けられていたので、除去の上で上記の残りのインレタで修正することが出来ました。もう片方の前面では1枚目の写真の様にナンバーが斜めに歪んで貼られていますが、14号機の文字が手元にないので今回は修正を断念しました。
 
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これで、2次車(M)+1次車(T)による重連で、レンタルレイアウトにデビューできます。
 
2次車は、入手時点では超ジャンク状態でした。軽井沢方の動力台車とカプラー(取付バネ込み)が欠品、パンタグラフは2基とも破損(修復不能)、その他の屋根上パーツも殆ど欠品の状態でした。また1次車・2次車ともにジャンパ栓台・ブレーキホースが欠品で、部品調達に手間と費用が掛かりましたが、なんとか修復が完了しました。
 

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