私の所有するEF63は、TOMIX製の1次形と2次形が各1両ずつで、共に青色です。この2両は中古で個別に入手したもので、まだパーツ類が欠品しており完全復元には至っていません。
 

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169系を従えて、急坂を下って来るEF63(先頭2次形+1次形)。
 

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左側が1次形(Mなし),右側が2次形(M付)です。外観的な相違点は、避雷器の位置の違い位です。

 

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1次形(上側)は車番とメーカーズプレートが未装着、2次形(下側)は取敢えずの不足は見られませんが、メーカーズプレート(東芝)が擦れて消えかかっています。
 
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屋根上と反対側の側面です。こちらも1次車は車番とメーカーズプレートが未装着です。2次形(下側)は取敢えずの不足は見られません。また、屋根上は両車とも欠品を補充しました。
 
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横川方の正面で、避雷器の位置の違いが良く判ります。1次形(左)は車番がありませんが、2次形(右)は元々EF63-14の車番が転写済みでした。C'アンテナと呼ばれる細長いポール状のアンテナは両車とも未装着で、取付用の前面パーツも欠品です。また、最新製品では前面手すりが別部品化されていますが、2両とも旧製品のためモールド表現になっています。2次形のスカートが破損していたので、新品を調達しました。
 
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電車を連結する軽井沢方の正面で、やはり1次形(左)は車番なしです。2次形(右)のカプラーは本来ならば双頭連結器ですが入手時から欠品だったので、私は好みでTN密自連(JC61)を購入して装着しています。

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外観上最も目立つジャンパ連結器の集合枠(製品ではジャンパ栓台と呼称)が、本来であればスカートの左側の二つ穴に装着されるのですが、ジャンパ栓台の部品が欠品です。ボディの分解に際しては取り外す必要があり接着しないとのことで、何れも前所有者が取り外したままなのか、入手時から付いていませんでした。

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EF63-18(2次車)軽井沢方のジャンパ連結器と双頭連結器  1996年8月3日 横川駅
このジャンパ連結器(ジャンパ栓台)を自作するのは至難の業ですね。

入手した2両のEF63には、ケースも付いていませんでした。
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オークションで入手した車両ケース(品番92123)には、添付部品が使用済みながら残品も入っており、これらを駆使して2両の復元に努めた結果が今回投稿のレベルです。肝心なジャンパ栓台は中央の灰色横長の部品枠(ランナー)に成型されているのですが欠品でした。(泣)

これでも不足している添付パーツは、取扱説明書と車番転写シートで、オークションにも出ていません。
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TOMIXのメーカー通販サイト(TEC STATION)から取り寄せることができました。在庫があったのは、転写シートが3次形(324円)でしたので、取扱説明書も3次形(108円)を購入しています。

問題のジャンパ栓台は、EF63付属品(1,944円)に含まれており、殆どが上記残パーツでしたので躊躇している内に売り切れてしましました。これもオークションでは見たことはないので、自作せざるをえないようです。1次形への車番転写・メーカーズプレート取付と合わせて、ジャンパ栓台の自作に挑戦してみようと思います。
 
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