かつて鶴見線で使用されたアコモ改善車モハ72920を、GM製の103系キットを利用して作ったことがありました。前後にはGM製のクモハ73全金車とクハ79920番台を連結した3両編成(→こちら)です。

TOMIX製の73形に連結するためのアコモ改善車モハ72970も欲しくなり、同等レベルに改造するベース車両として、TOMIXのサハ103や、KATO製のモハ103・モハ100のボディを確保していました。

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上から、TOMIX製のサハ103,KATO製のモハ103,モハ100ウグイス色,モハ100のボディ。

モハ72970の「非冷房車・側面方向幕なし・側面のグリルあり」を満たすには、何れも帯に短し襷に長しです。オレンジ色ボディが多いのは、実車登場時にはオレンジ色に塗装されていたので、これが念頭にありました。


鶴見線で試作されたモハ72970の量産版として、仙石線にはモハ72971~モハ72980が製造され、トミーテックの鉄道コレクションで製品化されています。これが入手できたので、比較的簡単にモハ72970が作れそうです。

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3箇所あるグリルの内、中央のものは不要ですが、それ以外は反対側の側面を含めて設置位置も合致していますので、好都合です。
 

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仙石線では寒冷地対策として客用扉に手動開閉用の手掛けが設けられましたが、鶴見線では不要ですので削り取ることになります。

また、TOMIXの72形に揃えるためにカプラーのBMTN化も、鉄コレ製品であれば簡単に実現できるメリットもあります。この車両を加工して塗装変更すれば、なんとかモノに出来そうです!
 

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中間車1両を改造ベースとすると、4両セットですので先頭車2両と中間車1両が余ってしまいますが、この3両は実車が辿った改造に従い、川越線の103系3000番台にするのが手っ取り早そうです。

 

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