2020.9.30

 

昨日に引き続き、今日も有給です

というのも実は理由がありまして……

 

出産を終えた妻が自宅に戻ってくる日

だからです口笛

 

この話をするにあたっては、

そもそも昨年9月の話に

触れないといけないのですが

 

 

入院二日目の顛末について

 


おっさんは昨年の9月に

「急性前骨髄球性白血病」と診断され

その日のうちに緊急入院

今年の3月20日まで

半年間の入院生活を送っていました

 


入院2日目に抗がん剤治療をするにあたり

医師からは

「最悪精子がなくなるかもしれない」という

お話をいただいていたので、決死の思いで

なんとか精子保存という道を選びました

 


高熱にうなされながら、死ぬ直前だったのに

よくできたなーと我ながらびっくりアセアセ

 

 

ただ、これで仮に抗がん剤治療で

精子がなくなったとしても

子供の可能性は繋げたのだと安心して

治療に専念できるなーと思った事を

ふと昨日のことのように思い出しますニヤリ

 

 

で、クリニックからは

一次退院できるようになったら

来てくださいと言われていたので

年末には伺い、話を聞いていたのですが

そこで

 

「1月から治療開始していいよー」との話がびっくり

てっきり体外受精は完全に寛解と言われた後だと思っていたので、これは朗報です



妻も乗り気で「じゃあ1月からで!」と二つ返事

 


体外受精とは言っても、着床して

上手く育つ可能性は25-30%と聞いていたので

まあ、半年くらいでうまくいったらいいなーと

ぼんやり構えながら

1月中旬に受精卵を妻の体へと

 


そんな中でおっさんはというと

抗がん剤の第三クールに突入していたのですが

1月26日に

 

まさかの妊娠一発成功の朗報が!

 

 

いやぁ、そんなことってあるんですね

今までの不妊の苦労はいったい……ガーンガーンガーン

 

 

そんなわけでおっさんが3月20日に退院した時も

妻はつわりで苦しんでいたりと

退院直後の病人が妻を看病したりと

なんだかおかしなことになっておりました。笑

 


妊娠は喜ばしい一方で

おっさんはおっさんで再発の不安が

常に付きまといますし

出産前に入院なんてことになったら

どうしよう、と

直前まで気が抜けませんでしたえー

 

 

9月25日に無事妻は男児を出産

けれども、願っていた立ち合いはコロナのせいで

早々に断られていたので

本日9月30日にようやく初対面でした照れ

 


ほんと、昨日の検査結果がダメだったら

どんな状況で息子に会えばいいのかと

気分が重たかったですガーン

 


結果、今日は晴れ晴れとした気持ちで

息子を出迎え

さっそくミルクをあげたり、沐浴をしたり、

お風呂上りにおしっこをひっかけられたりと。笑

賑やかな生活になりました

 

 

1年前の9月には想像もしていなかった生活です

大病を患い

息子を授かり

家族3人の生活が始まる

 

 

病気になったことは

とても辛いことですが、

それでも今こうして子供を授かり

健康に暮らせているいまがあることには

何に感謝しても感謝しきれません

 

 

願わくば、このまま再発することなく

息子の成長をそばで

見守っていければなーと思っております



そんなわけで

白血病に罹っても

子供を授かることもできるという

報告でしたてへぺろ