弟の反対 | 木津川平安生活

木津川平安生活

2024年1月より、京都の木津川市のグループホームで新生活を始めています。グループホームの名前は「シャンティーハウス」。シャンティとはサンスクリット語で「平安」を意味します。空気と水の美味しい木津川市での平安で穏やかな日々に感謝して日記を綴ります。

 

初めまして。ゆるりと申します。

 

 

 

2024年1月26日に京都の木津川市にある

グループホーム

「シャンティハウス」に

引っ越してきました。

 

「シャンティ」とは

サンスクリット語で「平安」という

意味だそうです。

 

なんでもグループホームの

オーナーの宮原さんが

昔インドの放浪の旅に

出ていらしたそうで。

 

そこで、出会った言葉だそうです。

 

グループホームっていうのは

精神や身体の障害を持っている人たちが

集まって暮らすところです。

 

シャンティハウスでの

穏やかで平安な日々の生活を

趣味の料理絵なんかも

描きながら

ゆるりゆるりと日記に

綴って参ります。

 

どうぞ。ごゆっくりお立ち寄りください。

 

 

2024年2月23日(金)

天皇誕生日。

 

シャンティハウスは一週間の雨の後

虹がかかりました。

 

 

家の真前に綺麗な虹がかかっていて

こんな虹見たの初めてだったので

とても感動しました。

 

そんな幸福なグループホーム生活を

している現在ですが、

時は半年前に遡ります。

 

2023年のお盆の頃のおはなし。

 

わたしはグループホーム

シャンティハウスの見学に行って

すっかり気に入ってしまったので

もうこのグループホームに入る気満々でした。

 

他のグループホームも

一応見ておきましょう。

 

そう言われてあちこち

連れて行ってもらったのですが

なかなかシャンティハウスを越えることがなく、

すぐにでもシャンティハウスに

入居するつもりでいました。

 

ところが、わたしの

グループホーム見学の話を聞いた

母と弟が反対し始めたのです。

 

弟はわたしが京都で一人暮らしを

始めた頃からわたしの身元引受人をしてくれていて

弟の奥さんと一緒に

忙しい中わたしのサポートをずっとしてくれています。

 

だから、家族の中で

わたしのことに関する発言権が大きいのです。

 

その弟が、

わたしの木津川行きを反対し出したのです。

 

弟曰く、わたしが

「最初の入居者であるということが心配」

ということだそうで

他の入居者の方が既に居て実績があるなら

大丈夫だけれど

わたしが最初の入居者になると

仕切りたがりのわたしが自分の良いように

グループホームのルールを決めてしまう可能性もある。

 

いろんな人たちと

一緒に暮らすことで

自分の我を抑えることが必要なのに

わたしのやりたい放題になったら

グループホームに入る意味がなくなる。

 

そう弟が言っていると

父から電話で聞きました。

 

わたしはその言葉を聞いて

年甲斐もなく病院内で

泣き出してしまいました。

 

グループホームに入ること自体

もう自分の人生終わったと

思っていたのに

自分が入りたいと思ったところでさへ

反対される。

 

しかもそれが私が

我が強いことが原因と言われて

ショックで泣き出してしまったのです。

 

 

 

つづく

 

 

今日も最後まで

お読みくださり

ありがとうございました。

 

一週間に一回ペースで

ゆるりゆるりと

始めようと思っています。

 

どうぞよろしくお願いします。

 

🟡シャンティハウス ホームページ🟡