前回の一歳半健診から約2年。3歳4ヶ月で3歳児健診の日を迎えた。



早くから療育に通っていたこともあって、運動面や理解力、対人関係や気持ちの切り替えなど、随分と成長していた。





事前に行う課題。


市から送られたきた書類を見た時は驚いたが、練習したら出来そうだぞ、と健診に向けて準備。2〜3週間前から少しずつ練習していた。





【視力検査】

穴の空いている方を知らせる練習。


C字型のマークの上下左右に絵を貼り、「穴が空いているところはドーナツ食べられちゃったんだよ。」「ドーナツ食べたの誰?指差して教えて」と言う方法でやってみたが、難しい様子。



次は普通に教える作戦。

「これは上が空いてるよ、上!」「これは下が空いてるよ、下!」と一つずつ教えた。

そして、「穴が空いている方を教えて」と言ってみると、頭を傾けて知らせてくる。(上が空いていたら上を向く。下が空いていたら下を向く)


あれ、普通のやり方で出来た。すごいぞ、我が子!



本番も成功。







【聴力検査】

「これは馬」「これは〇〇」とイラストの名称だけ先に伝えて、理解させておく。本番は、後ろから小さい声で「〇〇」と囁き、指差してもらう。成功。





【尿検査】

取れなかった。





そして当日。



単語が10〜20個ほど話せる子どもと共に出発。


計測や診察など、ひとつひとつ並ぶ時間が長かったが、その待ち時間のときに、自分の使える単語を必死に繋いで話す我が子。


周りの子はすらすら話せる子ばかりなので、単語でぽつぽつ話す我が子を見て驚いている様子だったが、私は「ああ、成長したなあ。出来ることが増えたなあ。頑張って話しているなあ。」としみじみ感じていた。



周りの子と比べて焦っていた過去の自分を振り返ると、神経が図太くなった、自分!!素晴らしい。







身体測定、クリア。

歯科検診、泣いたがクリア。





【保健師さんとの面談】


「道路の上を走るのはどれ?」「線路の上を走るのはどれ?」「お空を飛んでいるのはどれ?」「水の中を泳いでいるのはどれ?」と言う質問は半分くらいクリア。


事前練習なし。ぶっつけ本番でどれくらい出来るか見てみたかった。



一歳半健診の時と比べるとだいぶ出来るようになっていた。




他に私にも質問されたが、既に療育に通っているのを伝えると「なら大丈夫です」と。






【お医者さんの診察】


保健師さんから保健師さんへと、事前に記入した質問用紙などの資料を渡す時に指差しながら「療育」とボソッと言われる。


聞こえているぞ、失礼じゃないか?と思いながらも聞き流す。



特に問題なく終了。







本人が1番頑張った3歳児健診だった。