幼稚園選びは慎重に行った。
2歳0ヶ月の時点で動き出す。
住んでいる市には公立の幼稚園がないため、全て私立。
自分の住む市と近隣の市の幼稚園全てのHPをチェックして特徴を確認。
・運動をメインにするところ
・プログラミングや英語、体操、文字の読み書きなど、活動がたくさんあるところ
・クラス数がたくさんあるところ
・音楽や絵画など芸術をメインにするところ
・少人数のところ
・しつけをしっかりするところ
・のびのびのところ
・預かり保育が充実しているところ
・給食かお弁当か
・通園バスはあるか
さすが私立。特徴が全然違う。田舎の公立保育園か幼稚園しかなかった自分の育った環境とは違う。
どの特徴が良いのか自分の希望を固める。
次に、園それぞれに電話をかけた。子どもの現状を話し、発達が遅い子はどれくらい受け入れているか確認。ここで7割ほどの幼稚園から断られる。残りはプレに来るよう言われる。
プレとは何だ?と、公立しか知らない自分にとって何もかも驚くことばかりだった。
幼稚園に入る前の学年の子ども(2〜3歳児)が集まって、一緒に製作したり体操したり絵本の読み聞かせがあったりと、いろいろな活動をするところ。園によって、月1だったり週1だったり違う。
そこで子どもの様子を見てもらうのかと納得。
4月から、4箇所ほどのプレに通う。週3の集団療育と週1の個別療育と並行して通っていたため、タイトなスケジュールの年だった。
夏〜秋頃になると各園で説明会が開かれる。
「ここは発達の遅い子も受け入れている」と同じ療育に通うママさんから聞いていた幼稚園の説明会にも参加。
冒頭から「最初からおむつははかないでパンツで登園してください。」と説明あり。また、乱れなくきっちり並んで行進しながら楽器を演奏する子どもたちのビデオを見て「ここはやめよう」と決意。
計4〜5箇所くらいの説明会に行き、最終的に第一希望、第二希望の園まで絞る。
子どもが楽しく通えるところ。
幼稚園に入園できても、結局ついていけなくて退園するよう言われることもあるのは分かっているので、入園までに、無理のない範囲で、幼稚園生活に向けて自立を目指す。(着替え、排泄、食事)
幼稚園側との面談も終わり、無事に入園することができた。
幼稚園の特徴
・少人数
・のびのび
・家からほどよく近い
・発達の遅い子も受け入れている
・加配の先生もいる(特定の子につくのではなく、クラス全体をみる)
お弁当は作らないといけないが、そこさえ頑張れば、
子どもに合いそうな、私の希望が叶う幼稚園に入園することができた。
【入園直前の子どもの様子】
・食事:自立
(おしぼりを丸めてケースに入れる、お弁当箱のふたを閉める等の事前準備や後片付けは練習中)
・着替え:ほぼ自立(多少の手伝い必要)
(裏返っている服を直したり、服をたたんだりするのは練習中)
・排泄:おしっこはトイレで可能、うんちはおむつ
(家以外のトイレは嫌がるため、家ではパンツで、外ではおむつで過ごしていた)
・言葉:単語10〜20個のみ話せる
・多動傾向なし、かんしゃくなし、自傷行為なし、お友達に手が出る等もなし、こだわりはあるが声をかけると切り替えられる
・運動面の遅さ、感覚過敏あり(粘土、砂、絵の具、のり)
・理解力はあり、指示通りに動ける
・大人(先生)なら大丈夫だが、子ども(お友達)とは関わろうとしない(話しかけられても逃げる)