「部下ができないのは、上司がやってないからだよ。」
「子供ができないのは、親がやってないからだよ。」
なんて台詞を上司から言われる。
「黙って背中を見せていたら育つんだから。」
確かに子供が小さいときには、
仕事を優先させるのも、遅くまで仕事をするのも、
「お母さんも頑張ってる」
という背中を見せていたらいつかわかってくれる、という想いを持っていました。
最近家庭でも職場でもそれについてぶち当たる、壁。
ひとつの疑問が・・・。
こうやって黙って背中を見せ続けてきても
実際見てなかったら、
いや見てもなにも感じてなかったら?
はたまた
「やってくれてる」
「自分はしなくてもいいこと」なんて
無自覚でもそういう気持ちがあるのじゃないか?
気がついてくれるのは、
部下が自分の立場になった時?
子供が親になった時?
先過ぎるわ!
私は気が短いねん!

と思い直し、
できるだけ口にするようにしました。
(わが子はともかく他人は言いづらい)
それが合っているのかはわかりません。
でも、
「言わないと永遠に気がつかない」
ということがあるよね、と自分に言うようにしています。
アメであろうが、ムチであろうが、
黙る背中であろうが、
アピールする背中であろうが、
今よりも成長してほしいという気持ちには変わりないのだから。
そんなことを思う学年末、年度末です。