本嫌いの娘に勧めた一冊「優等生サバイバル」 | yurumin's walk

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娘と私の成長日記

最近、娘が気に入っているカフェに定期的に通っています。

ランチ定食が終日食べられる店。

閉店が18時でラストオーダーは17時。

 

娘が落ち込んでいる時期があり

元気を出してくれないかと考え

今まで行ったことのないカフェを検索したところ

見つけました。

 

店に入ると、すぐに娘は気に入りました。

 

娘は、好き嫌いがはっきりしていて

嫌な時は、露骨に嫌がり顔をしかめ首を振って後ずさりして

すぐ出ようとします。

野生動物のようだと思います。

 

アンティーク調で落ち着いた雰囲気

流れている音楽も主張しすぎず

 

メニューは定食3種類とパスタ

本日のデザート2種

ドリンク+なら割引あり

 

定食は、品数が多く小ぶりの器が木製のトレイにぎっしり。

ひとつひとつの量は多い訳ではないのに

大食いの私でも満足感が得られます。

 

今までは、ベーグルとかパンケーキとか洋食系のカフェに行っていましたが、娘は定食が食べたいと言っていて

 

近場では、大衆食堂のようなカフェと言うより飯場といったワイルドな所ばかりで

 

定食が食べられるおしゃれなカフェというのが意外となくて

 

で、オーダーをして出てくるまでの時間

持ってきていた本を読んで待つことにしました。

 

図書館で借りた

高校生の課題図書「優等生サバイバル」

 

 

 

 

娘に「まさにこの状況(娘の身に起きた出来事)が書かれているから」

と渡すと、読み始めました。

 

娘は、本を読まないし見切りをつけるのも早いので

興味を引くような情報を小出しにしつつ見守り

 

登場人物の解説、関係、状況の説明などしつつ

 

飽きないように

 

珍しく読み続ける娘。

ページをめくるペースが速い。

読みとばしているのか

読むスピードが速い

 

料理が出てきて、いったん休止

その後、また再開し

店にいる間、1時間半ほどの間に読了。

 

あとがきを読み、表紙のイラストを確認するむすめ。

「どれが誰?」

これが主人公で、これがあの女の子で

それが先輩で、あれが親友だろう

 

頷く娘

 

表紙に主要な登場人物とキーアイテムが描かれています。

娘がこうやって興味を示すのも珍しいことです。

 

娘の感想としては

「ふ~ん」の一言だったんだけど

 

主人公が仲良くなる女の子が娘に似てる所に頷いたり

主人公が高校で再会した幼馴染の少年にブーイングしたり

 

その少年に告られるも断ったがために

叩かれる女の子

 

誹謗中傷を逆手に取った女の子の対応に

 

「自分だったらできない」

と言ったり

 

ちょうど同じ高校1年生という設定で

馴染みやすい内容だったようです。

 

その後

またカフェに行きたいと娘のリクエストがあり

「本持って行って」

と言うので、渡したところ

 

「字が小さい」

「読む気がしない」

 

とすぐに返されました。

 

とは言え

 

いつもはずっとスマホを見ている娘が

 

待ち時間に本を読むのもいいと

思ってくれたようで

 

このチャンス、逃すべからずと嬉しくなりました。

 

今度は、娘が気に入りそうな

中高校生向けの小説を探しておこうと思います。