最近、5分虚血・2分再灌流×4回のRICをおこなっている。といっても週に2回程度ですが。
以前からの資料で少し気になる部分を見つけたので、自身で実験しているところです。
RICとはRegional and Remote Ischemic Conditioningの略で、局所的・遠隔的虚血操作のこととなります。
と書いても難しい漢字の羅列となります。
ある血管に圧をかけて血流を制限します=虚血、その後開放する=再灌流することでその血管(局所的)だけでなくそれ以外の体の血管(遠隔的)の血流が改善します。
血管トレーニング、血管のリハビリとも呼ばれるRICをおこなうことで
①骨折・捻挫・肉ばなれなど、怪我をした所の血流が良くなり、早く改善
②圧迫されている神経の血流が良くなり、神経痛・しびれが改善
③筋肉の血流が良くなり、肩こり・筋肉痛が改善
④関節軟骨の血流が良くなり、ひざ・肘などの関節痛が改善
⑤全身の血流が良くなり、冷え性が改善
⑥脳の血流が良くなり、歩行などが安定
などが期待できます。
クライアントにおこなう時は2分虚血1分再灌流×3回の10分程度でおこなっています。