※回顧録、前回からの続きです。

 

 

 

 

分かれ道

 

ドッグドックの検査では、

相変わらずALPの数値が高く

 

このままの栄養バランスで

もう少しやってみるか(Aコース)

 

それとも

低脂肪に舵を切るか(Bコース)

の岐路に立たされました。

 

Aを選んだら、Bの結果は知ることができません。

 

 

リアルドッグの講座生にも

まだクッシング症候群の子はおらず

データがありません。

(今後もしも現れた時のデータになれれば

という思いもあり、食材の分量などを細かく記録しています。)

 

 

それに、まだ、きゃらも

クッシングと決まったわけじゃない。

 

 

クッシングではなく

もしも、肝臓や胆嚢の問題で

ALPの数値が上がっているのなら

やはり低脂肪にした方が良いのかな…

 

 

悩んだ末、

脂質のバランスを前回よりも

減らすことに決めました。

(Bコース)

 

 

しかし、もしもクッシングだった場合、

副腎性では無いことから想定するに

恐らく脳下垂体の腫瘍によるものでしょう。

 

それを考えると

糖質もこれより増やしたくはない。

 

 

・・・結果的に

超高たんぱく質というバランスに

なってしまいましたアセアセ

(これは良くない驚き

 

 

 

それでも

きゃらは益々元気になっているように見え

毛もふわふわに生えて続けているので


 

「もしかしたら

 このバランスで正解だったのかも!!


 

と密かな望みを抱いたりもしていました。

 

 

 

 

そして、前回の検査から約4週間後。

 

2023年 8月20日

病院の日です。

 

 

サムネイル

この頃、更に調子が良いです。

耳の毛もこんなに

ふさふさに生えたんですよニコニコキラキラ

 

と、耳を見せる私

 

サムネイル
 

確かに、生えましたね。

 

副腎の大きさも問題ないし
クッシングは…
う〜〜ん。

 


クッシング症候群で、脱毛した場合

投薬などなしで毛が復活するケースは

珍しいのかもしれません。

 

もしそうなら、

栄養のパワーって

改めてすごいなと思います。

 


サムネイル
 

しかしながら、

 

ALPの数値は

また上がっているんです・・・

(ALTは横ばい)


 

この時、先生は

クッシングよりも肝臓や胆嚢の方を

強く疑っていたようです。

 

 

肝障害についての説明や

肝生検についても

お話してくださいました。

 

 

サムネイル
 

でも、キャラちゃんの場合、

肝臓障害を疑うにしては

ALTは高くなく

そこが矛盾しているんです。

 

外注検査になりますが、
ALPアイソザイムという

より詳しく調べる方法があるのですが

行ってみますか?

 

ALPは肝酵素と言われてはいますが、

肝臓以外にも骨や様々な臓器からも

出ているんですetc…

 

 

省略すると、

ALPアイソザイムの分析により

どこに、この酵素が多く分布しているのか

具体的に分かるのだそうです。

 

 

説明を聞き、

お願いすることにしました。

(検査は後日)

 

 

 

✳︎✳︎✳︎

 

この日のALPの値は

 

1943μ/ℓ前回1730μ/ℓ)

 

でした。

 

 

 

低脂質に変えたことが

良くなかったのか・・・

 

 

はたまた、前回ちょっと下がったのは

たまたま一過性のもので

この数値がきゃらの平均値なのか・・・

 

 

そこは分からずじまい。

 

 

できることなら、

きゃらが2体いて

同時進行でAのコースと

Bのコースどちらも知れればいいのに。

 

 

…いくら望んでも

それはこの現実世界では無理な話。



その都度、保護者の責任で

最善と思う方を選ぶしかないのですネガティブ

 

 

 

 

次回は、

 

アイソザイム分画の結果

 

です。

 

 

 

 あなたの記録は他の誰かを救うかもしれないよ

 

私は月曜日に登場します