※回顧録、前回からの続きです。
食事療法スタート
2023年 7月初旬
セカンドオピニオンの結果、
ひとまず、
ウルソ(胆汁の流れをよくする効果が認められている薬)と低脂肪食で経過観察をする方針となりました。
獣医師から
某メーカーの低脂肪療法食を
勧められ、購入してみました。
表記を確認してみると、
代謝エネルギー347kcal/100gで、
カロリー比は、
P22:F12:C66です。
※P=たんぱく質、F=脂質、C=炭水化物(糖質)
胆嚢のケアで
低脂肪フードを
お勧めされたものと思いますが、
まだ
クッシング症候群の疑いも
残っています。
その可能性を考えると、
たんぱく質はもっと摂らせておきたい。
(クッシングの症状の一つとして、
筋肉をどんどん糖に変えてエネルギーにしてしまい
筋肉量が落ちてしまうとういものがあるので)
何を優先するべきか?
病院の先生は低脂肪と言う。
しかし
購入した療法食のフードは
低脂肪の上に、低タンパク質のフードだ。。
このフードを一部使って
あとは手作りで献立を組み立てる?
それはかえってややこしいな
・
・
・
一通り自分なりに考え
結論、クッシング症候群
だった時のことを一番に置いた
栄養計算でいくことを決意!!
購入したものの、
低脂肪のフードは使わないことにしました。
リアルドッグ栄養セラピーの師
ともちん先生にも相談し、
そして、
「きっちり分量を計って作るように」
とご指導頂きました。
与えた食事は分量に至るまで
毎日ノートにメモの記録を始めます。
(現在2冊目が間もなく終わりそうです)
飲んだ水の量もきっちり測っています
ご飯で使用するスープも含め
だいたい、1日300㎖前後です。
*
毎日、きっちり栄養計算された
ご飯を与えること約4週間。
脱毛が止まり、
また産毛が生え始めます
(9月の今は、しっぽ以外
脱毛前と同じくらいの毛量に戻りました^^)
目の潤いも増し、
皮膚の状態や体の動きも
さらに良くなっているように見えました。
やっぱり、
クッシング症候群ではなかったのでは
(間食用に使用していた市販フードの何かしらが問題だったのかな)
きっと
次の検査では
良い結果が聞けるはず
そう期待して臨んだ
ドッグドックの日。
2023年7月下旬
果たして、血液検査の結果は・・・
- ALT⇒162μ/ℓ(前回343μ/ℓ)
- ALP⇒1730μ/ℓ(前回1960μ/ℓ)
でした。
これを
下がったと喜ぶか、
あんまり変わってない...
と落ち込むか。
私は、、、後者でした
全体的なドッグドックの結果は、
目の核硬化症と胆泥以外は指摘なく
尿検査、歯、関節なども問題ナシ✨
飲水量も問題なく、
✔︎毛がまた生えてきたこと
✔︎筋肉量も多いこと
などから
クッシング症候群の検査は引き続き保留。
ということになりました。
(先生は療法食のフードを食べていると思っています)
今考えれば、短期間でこれだけ
変化があったなら
〝良い方向に進んでいる〟
と捉えるべきでしたが、
当時は、思ったより
ALPの数値が落ちていなかったことから
「やっぱり脂質をもっと減らした方がいいのかな...」
などと考え始めてしまうのです。
*
次回は、
そして、脂質を減らした結果・・・
です。
良い方にフォーカスするのよ!