犬の栄養セラピスト
石井まこです
❶犬の体のしくみに本当に合った
栄養管理
❷免疫力を高め、柔らかな筋肉を保つ
リンパケア＆マッサージ
❸サルコペニアを防ぐ
エクササイズ
これら3つを通して、わんちゃん本来の健やかな体を保つサポートをしています
※サルコペニア…加齢による筋力や筋肉量の低下
犬の栄養セラピストまでの道のり↓
たんぱく質の質！
たんぱく質は体の構成材料になったり、
免疫や神経機能をサポートしたり
多岐にわたる働きをしている重要な栄養素です。
けれど、
ただ単に
たんぱく質を取れば良いというわけではなく、
たんぱく質を含む食品でも
肝心の必須アミノ酸が
バランスよく含まれていなければ
いくら摂取しても
体にとって有効な働きをしてくれません。
✳︎
✳︎
2007年
カナダのペットフードメーカー
での話ですが、
フードに「メラミン」が混入されていた
という事件がありました。
メラミンは間違って混入してしまったのではなく
フード中のたんぱく質含有量（窒素含有量）を
多く見せかけるために
故意に添加されたものでした。
悲しいことに、
このフードを食べた数百頭の愛犬が
腎不全を起こし亡くなってしまいました。
（赤ちゃんの粉ミルクでも同様の事件がありましたね）
これは氷山の一角で、
ペットフードの歴史の中では
これまでも古くなった革製品を
たんぱく質水増しのための材料として
入れていた、などいうこともありました。
これまでも古くなった革製品を
たんぱく質水増しのための材料として
入れていた、などいうこともありました。
…そういえば、
以前に中国製の冷凍餃子に
ダンボールが混入されていた
なんていうショッキングなニュースも
ありましたよね
アミノ酸スコア
話を戻しますが、
ただ単に
たんぱく質（窒素化合物）を取れば良い
というわけではなく、
たんぱく質を含む食品でも
肝心の必須アミノ酸が
バランスよく含まれていなければ
いくら摂取しても
体にとって有効な働きをしてくれません。
食品のたんぱく質に
必須アミノ酸が含まれていることを
数値で表したものが
「アミノ酸スコア」で、
100が満点で、
100に近いほど
必須アミノ酸がバランスよく含まれている
ということになります
近年では、このアミノ酸スコアに
生物価（体内でどれだけ吸収されるか）
も加味して考えた
‘’PDCAAS‘’
（タンパク質消化吸収率補正アミノ酸スコア）
と呼ばれている指標もあり、
おおむね植物性よりも動物性のたんぱく質の方が
消化・吸収ともに高い数値になっています。
↓インスタも覗いてね
