八戸市 車の整備 足回りから異音 ハブベアリング交換
青森県八戸市のゆるまる自動車整備のタニカワです
今回は走行している足回りとか下側から謎の異音、うなり音とかがする事例です
とりあえず車をリフトアップしてタイヤを空転させると言うかリフトアップした状態でタイヤを何十キロかのスピードで回転させながら聴診器みたいな物で一輪一輪、異音がしないかをチェックしていきます
ベアリングという部品が使われている部分に防水のシール材の劣化とかで水が入ってしまうのか分からないですが錆が出てきてしまい、それが走行中にゴーとかヒューとかはたまた唸るような音だったり、うるさい音となって車内に響く場合があります
ハブという部品と一体型のタイプもあればベアリング単体で交換するタイプもあります
ベアリングを交換する際にバックプレートという泥除けの薄い金属の板をナックルという部品とでサンドイッチして部品が組み上がってるタイプはバックプレートを外したかったらこのタイミングしかないのでバックプレートの錆の腐食が酷い時はついでに交換してしまった方がいいんですね
トヨタのウィッシュだったかな?バックプレートの腐食が酷過ぎて、後ろブレーキのパッドを固定しているピンがグラグラになりながら走行している車を見た事があります。怖過ぎる汗。当然中のブレーキのパッドがダメになっておりました。なのでバックプレートもしっかり診ておきたい所です
また、ベアリング単体で交換する場合でもナックルという部品から外すのが錆の固着で大変な車があります
ABS(アンチロックブレーキ』センサーがナックルに錆の固着でスムーズに取れない場合はナックルに付けたまま配線を断線させないように丁寧に引っこ抜き、ストラット、タイロッドエンド、ロアアームからナックルを切り離しまして油圧のプレス機にナックルを何とか載せて固定して油圧でナックルからベアリングを押し出します。
古いベアリングを外す時でも、特に圧入する時は正しい位置に古いベアリングなんかを当てて押し込むのですが、位置が悪いと新品のベアリングを壊してしまいます。また、上下があるベアリングもありますのでしっかり確認します
スズキ車だとハブにベアリングの部品の一部分が残ってしまったりするのでグラインダーとかで削って取るか、ガスバーナーで溶断するとかの方法を取る場合もありますね
ベアリングを抜いた後のナックルは錆を紙やすりなんかで軽く取り去り、ベアリングがスムーズに入りやすいようにうっすらラバーグリスを塗布しておきます。錆がABSセンサーに付着したりするとABSセンサーが『なんかタイヤがロックしてますよ!ポンピングブレーキを作動させますね!』って誤作動してガガガ!ってなってる車を見た事があるので錆を綺麗にしときます
ベアリングを圧入したらストラットやドライブシャフト、タイロッドエンド、ロアアームに接続して締め忘れのないように戻していく作業です。締め忘れは本当にあってはならないミスなので、未だに規定の締め付けトルクで締めた後はポスターカラーのペンでチェックしています
ドライブシャフトのロックナットは緩み止めのカシメという、ハンマーとタガネとかでナットの頭を潰してロックナットが緩まないようにします
ロアアーム、タイロッドエンドもまた緩み止めのコッターピン等がある場合は必ずつけます。これが無いと車検に落ちますし、絶対緩んではならないナットなので必ず付けて締め付け確認をチェックします
ナックルを外したのであれば、タイヤの幅も絶対チェックしておかなければなりません。タイヤの幅が規定値でないとタイヤの片減りの原因になるからですし、バンドルの位置も真っ直ぐな道を走っているのに片側に何だか切れてるといった原因にも繋がります
テスト走行して異音は解消されたを確認して完成ですね。タイヤのナットも締め忘れが絶対あってはならないのでそちらも締め確認します
部品代にもよりますし、錆の固着でナットスムーズに緩まないとかあったりもするんで工賃は税込22000円くらいはするかも知れません
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