マンモトーム生検、それは胸の中で繰り広げられた、痛みの精霊との壮絶なバトルロイヤル!

昔私はマンモトーム生検という名の、胸の中で繰り広げられる、痛みの精霊とのバトルロイヤルに出場しました。

医師という名の召喚士が、マンモトームという名の聖剣で、私の胸という名の異空間に、痛みの精霊を召喚するのです。「はい、リラックスして、力を抜いてくださいね~」という、まるでこれから魔法の儀式でも始めるかのような、荘厳なアナウンスとともに、バトルロイヤルは幕を開けました。

序盤は、「ふむ、これが噂の痛みの精霊か…思ったより小さくてカワイイ…?」と、痛みの精霊を侮っていたのもつかの間。中盤、奥の方に潜んでいた、伝説の痛みの精霊が姿を現したあたりから、「ぐはっ…!こ、これは…!伝説の痛みの精霊、エル・ドルゴス…!」と、全身を震わせるほどの激痛。終盤、「ぎゃあああ…!もう勘弁してください…!ライフポイントが…ライフポイントがゼロよ…!」と、もはや言葉にならない叫び声を上げながら、涙目で懇願するも、召喚士の聖剣は止まらず、私のライフはゼロに…。

こうして、私の胸の中で繰り広げられた、痛みの精霊とのバトルロイヤルは、壮絶な幕切れを迎えたのでした。

…と、いうのは冗談ですが、実際はですね、麻酔がきれてから、もう、本当に、痛みが、洪水のように押し寄せてきたんです!夕方から痛みで動けず、夜ご飯も食べられず、そのまま眠りにつくまで、まるで異世界の拷問部屋に閉じ込められたかのように、ひたすら悶え続けました。

次の日には、痛みもだいぶ和らぎ、無事に生還いたしました!

もし、これからマンモトーム生検という名の、痛みの精霊とのバトルロイヤルに出場される方がいたら、最強の回復アイテム(鎮痛剤)がアイテムボックスの中にあるので安心して挑んでください!そして、終わったら、自分を最強の勇者だと褒め称え、好きなものを食べて、好きなだけ寝てください!めでたし、めでたし。少しでも、あなたの痛みが笑いに変わりますように。

 

 

 

 

 

 

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