やりたい仕事で魅力を活かす専門コーチ
西尾祐里です。
もし、あなたが今、
“こんなことを仕事にしたいな‥”と
描いている世界が、
「あまりにも今いる自分の環境から
遠く感じる‥」
「まず何から始めたらいいんだろう‥」
そんな風に感じているなら、、、
背中を後押しするきっかけ、
ヒントになればいいな‥という思いで、
前回、私が19歳の時の話を書きました。
「芸能界で仕事したい」と思ってから、
まず最初の最初、
どんなことを考え、何をしたか。
ふと思いついたことがきっかけで、
その後10年の芸能生活の扉を開ける鍵を
見つけた話↓↓↓
今日はこの続き。
小さな一歩を踏み出したことで、
想定外の思わぬ展開があり、
芸能事務所に所属することになった話です。
*∴*∴*
想定外から始まることもありますよ？
本屋で2冊のオーディション雑誌を見つけた
19歳の私。
芸能界の登竜門的なその雑誌には、
事務所情報、所属タレント紹介や特集などが
ビッシリと掲載されていました。
数ある情報の中から、悩んだ末に
私が、選んだのは、
事務所に所属していない
未経験者を対象にした、
ショーモデルのオーディション。
“まずは体験”のチャンスがあるなら、
挑戦してみたいと思ったからです。
前回の記事に書いた、
夢を“見る”から“叶える”へ
意識をシフトしていく必要がある
～“夢”から“目標”へ～
↑これ。
“目標”になったからといって、
不安な気持ちがなくなるなんてことはありません。
むしろ逆に、夢見がちでなく
“リアル”に考えるようになるので
不安な気持ちは増します。
未知な業界のうえに無知‥
その自覚があったため、
知らずに、おっかない
変な事務所に所属して、
抜けられないなんてことにはなりたくない‥
なんか怪しいやつだったら、どうしよう‥
挑戦したい気持ちもありつつ、
めちゃくちゃ怖がる気持ち。。
葛藤しましたが、それでも‥と、
履歴書と写真を用意して、ポストに投函したんです。
“書類審査合格者のみ、期日までに連絡“
とあったので、ドキドキしながら待つ日々。
ですが、、
書類合格の連絡期日が、10日以上過ぎても、
家の電話が鳴ることはありませんでした。
自分としては、悩みに悩んで、
けっこう勇気出しての一歩だったこと、
そして、期待感もあったので、
鳴らない電話にしょんぼりしていたことを
覚えています。
“やっぱり無理なのかな‥”
と、あきらめようとする気持ちと、
“いやいや、もう一回、挑戦しよう”
という気持ち。
オーディション雑誌を
閉じたり、開いたりしてましたね、、
そんなある日。
突然、一本の電話がありました。
知らない男性からの電話です。
その人は、ショーモデルのオーディション主催の方でした。
‥って、これを聞いたら、
“書類審査合格したの？”って思いますよね？
えぇ、えぇ、もちろん、私も、胸躍りましたよ。
ですが、、、
「西尾さん？あのね、書類届いたの、
締め切り過ぎてますよ～
だから、今回のショーモデルはごめんね～
ダメだよ～日にちチェックしなきゃ～」
なんだか、
いわゆるギョーカイ風な喋り方の男の人は、
電話の向こう側でこんな感じでした。
でも、そんなことよりも、、
私：「‥え？締め切り過ぎてる？‥ ‥」
‥ がーーん ‥
こんな間抜けなことあります？？
自分のうっかりドジ具合に、泣けてくる。。
そんな、こっちのテンションとは裏腹に、
ギョーカイ？テンションのその男性が
続けてこう言いました。
「まぁ、だから逆に、
目に留まったんだけどね。
“なに？この履歴書”って。
今日電話したのは、、
せっかくだし、
このショーを見にきませんか？」
私： 「え‥！？‥（何のせっかく？？）‥」
なぜか、その男性は、
主催するショーに招待してくれたのです。
よく意味がわからず、混乱していた私に、
友達誘っておいで‥と。
彼は、チケットを2枚送ってくれました。
顔も知らない、素性もよくわからない、
謎のギョーカイ風な喋り方をする男性に
電話越しで、突然誘われる。
行ったこともない場所、
新宿、歌舞伎町のクラブ？ディスコ？で
開催される夜のイベント‥
‥え？‥誰？？なんで？？‥
‥カブキチョウ？そこはどこ？‥
（↑知らなかった）
‥よくわかんないことだらけ‥
‥ コ、、 コワイ ‥
正直、今の私が、
こんな相談を19歳の女の子にされたら、
かなり心配になります‥汗
もちろん当時の私も不安だったのですが、
それよりも何より、
「ショーっていうのを見てみたい！」
こっちの気持ちの方が強かったんですね。
で、友達を誘い、
「なんか変な感じがしたら、すぐ帰ろう」と
安全同盟？を結び、
（こわいもんは、こわい‥）
一緒にショーを見に行ったのです。
ズンドコズンドコ大きな音、
ピカピカ、チカチカ、
七色の照明が動くステージでは、
髪の毛ワシャワシャのモデルさんが
スタスタ歩いている
非日常感たっぷりのショーの世界。
変な怪しいイベントではなく、
無事でした（‥よかった‥）
緊張しながらも楽しんで、
さぁ、そろそろ終電なくなるから帰ろう、、と、
外に出たら、雨が降っていました。
どうしたものか‥と、
その会場の軒先で雨宿りをしていた
その時です。
「あのぉ～‥ちょっといいですか？」
小さな声で背後から呼び止められたんです。
振り返ると、これまた見知らぬ男性。
電話越しのギョーカイ風の人とは
別の人です。
小さな声で呼び止めたその彼は、
名刺を手にして立っていました。
これが、
その後10年、私がお世話になった
芸能事務所との出会いです。
この時は、名刺を渡され、
「興味があったら連絡ください」
と言葉を残し、
マネージャーさんは去っていきました。
一旦持ち帰り、親に相談し、
自分でもよく考えたうえで、
「流れに乗ってみよう」
こうして、
芸能事務所に所属することになったんです。
*∴*∴*
エピソード、長くなっちゃいました＾＾；
ここまで読んでくださり、
ありがとうございます。
今日のテーマ、
想定外から始まることもありますよ？
今日書いたエピソードの中に出てきた
「想定外」
①うっかりドジで、
締め切り過ぎてるのに気づかず
履歴書を送ったのがきっかけになった？？
（正当化はしません‥締め切りは守ろう‥笑）
②なぜかショーに招待される
（こわかった‥）
③雨宿りしてたら、声かけられる
すべて、目標に掲げた後、
計画していた展開と全然違うものです。
ですが、この「想定外」から
少なくても私の20代‥
それだけでなく、その後の
“やりたいことを仕事にする”20年がつくられた‥
これは事実です。
そう考えると、やっぱり「はじめの一歩」
あのとき、履歴書を送っていなければ、
なかった話。
「やってみたいこと」
その内容の大小に関わらず、
自分の内側に生まれたその想いを
大切にすること。
そして、一歩踏み出すことが、
あなた自身で、あなたの人生を
彩り鮮やかに創っていくことになりますよ＾＾
素敵なことだと思いませんか？
～～～
Ｐ．Ｓ☆彡
今日書いたエピソードは、
あくまでも一つのケースであって、
悪質ではなかったケースです。
中には、詐欺まがいなものや、
悪質なケースもあります。
これは、業界限らず言えることですね。
私は、“未知で無知”なのが
悪いことだとは思いません。
ですが、もちろんリスクは伴います。
「コワイはサイン」
一歩踏み出すことで次の展開が生まれる。
↑このとき、大事なことは、少なくても
“自分の感覚・感情を無視しないこと”
これは経験上、ハッキリ言えることです。
（痛い目にあったりもしてきたからこそ、心底、そう思う‥）
ただ勢い任せでいく、
ただ人の言うことを鵜呑みにする、、
ただ周りに流される、、、
これは「流れに乗る」とは違いますからね～
“行動”と“学習”
このサイクルを回していくことが、
「自分力」もアップするし、
「流れに乗る」
この感性が研ぎ澄まされていきますよ＾＾
やりたいことがわからない
自分探しを卒業したい
人間関係の悩みがある
自分らしさを活かして仕事にしたい
やりたいことを仕事にしたい
というあなたは今すぐこちらをチェック
※メルマガはお好きなタイミングで購読解除が可能です。
★プロバイダかGメールのアドレスでご登録されることをお勧めします。
★Yahoo、hotmail、ケイタイアドレスでは届かない場合がございます。