生きる、ということは徐々に生まれることであるー平凡な毎日だって特別な日。 | 詩禅美|東京美学倶楽部 -祐音文学- |西尾祐里 公式ブログ

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美学、哲学、文学に代表される人文知の普及を推進するサロン「東京美学倶楽部 祐音文学(Shion Bungaku)」主宰、西尾祐里の活動ブログ

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~詩は絵のごとく~




西尾祐里です。

5日間のリーダーシップ プログラムの研修から戻りました。

今日のコーチングを終え、一息ついたところでブログの更新。



私の住んでいるところは、都会の真ん中で、静かではありません。

部屋の外には人工的な光、そんな場所です。


ベランダで都会の風を受け、
グラスに当たる氷の音に耳を傾けながら、
目を閉じる。


不思議なことに心に浮かぶ情景は、真逆の自然豊かな場所。

青い空、白い雲。
芽吹く緑。静けさ、ザワザワする風音。
歌うような小鳥のさえずり。
無限に拡がる波紋、声が鳴り響く。

流す優しい雨。
包む大地。
縁のつながりを見せる炎。

そんな情景とすぐにつながる自分が、今、ここにいます。


静と動


都会と自然


その両方を感じるところに、今、私はいるのだな、と。

ふっと笑みがこぼれる夜。
穏やかな心模様です。


時には、今、自分が居る場所を感じてみること。

忙しいときほど、大切なこと。



平凡な毎日だって特別な日。

そのことに感謝するために。


悲しみに、さみしさにのみこまれそうな日。

流れない涙の存在に気づき、自分をいたわるために。


やる気に満ち溢れる日。

地に足がついているかを見つめるために。


嬉しいこと、楽しかったことがあった日。

喜びをめいっぱいに感じ、幸せを味わうために。




平凡な毎日は、平凡と思えば平凡です。

平凡な毎日を特別な日にするかしないかは、自分が決めること。



平凡な毎日だって特別な日。

特別な日にするために。



『生きる、ということは徐々に生まれることである』
-サン・テグジュペリの言葉-



この言葉から、何を感じるか。



それが、今の答え。



今日の言葉として残しておきます。