なぜ「自分がどうしたいのかわからない」のか | 詩禅美|東京美学倶楽部 -祐音文学- |西尾祐里 公式ブログ

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美学、哲学、文学に代表される人文知の普及を推進するサロン「東京美学倶楽部 祐音文学(Shion Bungaku)」主宰、西尾祐里の活動ブログ

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~詩は絵のごとく~




こんにちは^^ ライフコーチの西尾祐里です。



クライアントさんからも、よく挙がる声なのですが。

やりたいことをみつけられない人が、

コーチングにいらして、
最初にに口にする言葉に、


「自分がどうしたいのかわからない」
「自分が何だかわからない」



というものが多いです。


気持ち、わかります。
私も、それで随分悩みましたから^^;



自分自身が「自分のことを知る」ためには、
どうしたら良いのか。


まず入口として、

自分の「価値観」に気づくことが大事です。


人にはそれぞれ、「価値観」があります。


何を当たり前なことを言ってるの?
・・と思ったそこのアナタ!

仰る通りです(笑)


ですが、


「あなたの価値観はどんなものがあるの?」

と、ストレートに聞かれた場合、
何て答えるでしょうか?


そこで即答できる方は、
やったね^^ 素晴らしい♪

自分の心の声にいつでも耳を澄まし、
自分のことを知っている人です^^


ただ、このような質問を投げかけると、

グっと詰まってしまう方は少なくありません。


そういう方は、
自分の「価値観」を知らないわけではないのです。

違う言い方をすれば、

すでにあるのだけど、
明確に自覚していないだけの話です。


感覚的には気づいているはずです。


例えば、よく聴く台詞ですが、

「あの人とは価値観が合う(合わない)」


こういう言葉が浮かぶ時点で、
そこにあなたの価値観は確実にあるわけです。

というか、

価値観がない人なんていません。



大抵の人は、この「価値観」を
感覚的に捉えています。

何か感情が動くシーン・・
嬉しい時、楽しい時、怒りを感じる時・・などなど、

それらは、
価値観から現れていたりするもの。



「価値観」とは、その人の基本的な考え方。

自分が人生において、
何に価値を置いているのか、です。



「価値観」を明確に自覚すると、

自分にとって、何が大切で、
何が大切でないかがハッキリします。


そうすると、

「価値観」を軸にして、
”自分が信じるもの”の輪郭線が
ハッキリしていくんですね。

自ずと「自分が何者か」がわかり、

「やりたいこと=進む方向」がクリアになっていきます^^



あなたの「価値観」はあなただけのもの。


だからこそ、

「価値観」を尊重すると、納得感があるのです。



とは言っても。

「価値観」を感覚的に捉えてはいれど、
それだけだと、なかなか
”自覚”するのは難しいです。


その場、その場で
感覚的に捉えているだけだと、

日常に起こる様々なこと・・
仕事や家事といったToDoに
意識がすぐに持っていかれ、

きちんと”自覚”するほど、腹落ちしません。


「あなたの価値観はどんなものがあるの?」

と、ストレートに聞かれて、
言葉に詰まる理由はココ。



やりたいことをみつけられない人、

”自分が何なのかわからない・・”という方は、

まず、

「価値観」を”自覚しよう”と、
そこに意識を向けること


を始めてみましょう^^




意識を向けるって・・どうやって?



例えば。


「自分が生き生きしていたな・・」
と思うシーンを振り返ってみてください。


その時、何が起きていたのでしょう?

誰と一緒にいましたか?

どんな気持ちだったでしょう?

その時の自分をリアルに思い浮かべてみてください^^


「自分の、どんな価値観が尊重されていましたか?」




「価値観を知る方法」は、いろいろありますので、
また少しづつご紹介していきますね^^