これは2月末
梅を見に、池上梅園へ。
白・赤・ピンクの梅の花が咲き誇って綺麗
目的は「お茶会」 茶道ね
趣のある茶室に入ると、御所車の形をした陶器の器でお香がたかれていたり、備前焼のつぼに桃の花と菜の花が飾られていたり。
この日は「ひなまつり」を意識したお茶会で、ひな人形の絵が描かれた掛け軸が飾られていました。
ちなみに、雛人形は関西と関東では立ち位置が違う・・というのはご存じ?
一般的なのは関東風。男雛が向かって左、女雛が向かって右。関西風は、男雛が向かって右、女雛が左。古来からの立ち位置はこの関西風。なので、昭和以前のアンティークのひな人形もこの立ち位置。昭和天皇ご即位の際の立ち位置がきっかけで、一般的に男雛が向かって 左、女雛が向かって右といったスタイルに変わりました。
お茶を頂くにも作法があって、いろいろと手順をふみます。
例えば、畳のへりの内側に器をうつしたり、隣の人に「お先に」って挨 拶したり・・
器を持つ手も、指を開かない・・とか。
おじぎのタイミングや、器を動かす位置、飲み方・・
頭の中が段取りでいっぱいいっぱい で、大変っ
でも、良かった。
茶道って、ちょっと敷居が高い印象もあったけど、それ以上に得るもの・・感じるものがあった。何より気が引き締まる!
ひとつひとつを丁寧に振舞うことから、余裕って生まれるんだなぁ~とお勉強になりました。