お茶会 | 詩禅美|東京美学倶楽部 -祐音文学- |西尾祐里 公式ブログ

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美学、哲学、文学に代表される人文知の普及を推進するサロン「東京美学倶楽部 祐音文学(Shion Bungaku)」主宰、西尾祐里の活動ブログ

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~詩は絵のごとく~

yuri nishio


これは2月末

梅を見に、池上梅園へ。


白・赤・ピンクの梅の花が咲き誇って綺麗

 
目的は「お茶会」 茶道ね


趣のある茶室に入ると、御所車の形をした陶器の器でお香がたかれていたり、備前焼のつぼに桃の花と菜の花が飾られていたり。


この日は「ひなまつり」を意識したお茶会で、ひな人形の絵が描かれた掛け軸が飾られていました。

ちなみに、雛人形は関西と関東では立ち位置が違う・・というのはご存じ?



yuri nishio

一般的なのは関東風。男雛が向かって左、女雛が向かって右。関西風は、男雛が向かって右、女雛が左。古来からの立ち位置はこの関西風。なので、昭和以前のアンティークのひな人形もこの立ち位置。昭和天皇ご即位の際の立ち位置がきっかけで、一般的に男雛が向かって 左、女雛が向かって右といったスタイルに変わりました。




お茶を頂くにも作法があって、いろいろと手順をふみます。

yuri nishio
例えば、畳のへりの内側に器をうつしたり、隣の人に「お先に」って挨 拶したり・・
器を持つ手も、指を開かない・・とか。


おじぎのタイミングや、器を動かす位置、飲み方・・


頭の中が段取りでいっぱいいっぱい で、大変っ



でも、良かった。



茶道って、ちょっと敷居が高い印象もあったけど、それ以上に得るもの・・感じるものがあった。何より気が引き締まる!


yuri nishio

ひとつひとつを丁寧に振舞うことから、余裕って生まれるんだなぁ~とお勉強になりました。











yuri nishio

yuri nishio