2024年ベストアルバム○枚目

Warlord/Free Spirit Soar


1.Behold a Pale Horse

2.The Rider

3.Conquerors

4.Worms of the Earth

5.The Watchman (bonus track)

6.Free Spirit Soar

7.The Bell Tolls

8.Alarm

9.Twin (bonus track)

10.Revelation 


アメリカ🇺🇸出身、エピックメタルバンドWarlordの5thアルバムです。前作より11年ぶり、他界したオリジナルメンバーでメインソングライターのWilliam J. Tsamisに捧げられた作品です。邦題はフリー・スピリット・ソアー 聖霊昇華~ウィリアムに捧ぐ~



ウィリアムの死去により消滅したと思われたWarlordですがもう1人のオリジナルメンバーであるマーク・ゾンダーと2015年から加入したジャイルズ‣レイヴァリー(Vo)によってウィリアムが生前に残した録音を再構築し偉業を伝える為にWarlordの新作を完成させたようですね。しかも、9月に最初で最後の初来日が決まったというのだから驚きです。



1983年のデビューからアメリカのバンドとはとても思えない欧州的な湿り気のある憂いを帯びたメロディや暗い世界観は一部のマニアから熱狂出的な支持を集めManilla Roadらと並ぶエピックメタルの始祖として崇められた伝説のバンドです。自分がWarlordを知ったのはHammerfallのヨアキム・カンスをボーカルに迎えた2002年の作品でしたね。昔のオリジナル盤はLPでプレミアも付いて入手困難であり、比較的手に入れやすいベスト盤を聴いて過去を遡った経緯があります。2013年の新譜の後は2015年に再録盤を出してその後は活動が途絶えていたようですね。



日本盤は5/29発売でルビコンミュージックより。海外盤は5/10に発売済みなので聴いてますが、サウンドはWarlordらしさが随所で感じられますね。ボーカルが癖のないストレートな歌声なのでマイナー臭さはあまり感じないですが、ギターのフレーズはWarlordそのものだしウィリアムの良さを出してると思いました。現在はジャイルズ・レイヴァリー<vo>、CRYSTAL VIPERのエリック・ジュリス<g>、STEVE VAIやRING OF FIREでプレイしてきたフィリップ・バイノ<b>、FATES WARNINGやA-Zで活動してきたマーク・ゾンダー<ds>、ALCATRAZZのジミー・ウォルドー<key>という5人のようです。



初来日、気になるけどたぶん行かないかな😅新作が出たのが奇跡的な感じだけど、どうもこれが最後の作品みたいですね。



Conquerors


Worms of the Earth