2024年6月1日追記
1989年ベストアルバム7枚目
Black Sabbath/Headless Cross
1.The Gates Of Hell
2.Headless Cross
3.Devil And Daughter
4.When Death Calls
5.Kill In The Spirit World
6.Call Of The Wild
7.Black Moon
8.Nightwing
イギリス🇬🇧出身、ヘヴィメタルバンドBlack Sabbathの14thアルバムです。IRSレコード移籍第一弾アルバムでコージーパウエル(Dr)が加入しました。
ボックスセットはこの作品から95年のForbiddenまでのトニーマーティン期を集めた4枚組です。コージーパウエルが加入し、前作で描いた漆黒の正統派路線は受け継がれつつも即効性のある曲よりもゴシックさやプログレッシブな側面が強調された感じがあり、聴き込んでいくうちに引き込まれていく世界観です。レコーディング時はローレンスコットルがベースを弾くもツアーではニールマーレイが正式なベーシストになったようです。4ではブライアンメイがギターを弾いてます。
格調高いサウンドでありますが、何度か聴けば必ず爪痕を残されるさすがのBlack Sabbathブランドです。漆黒の様式美サウンドで前作の方が受けは良さそうですが、トニーマーティンの歌唱は今作も神がかりでプログレッシブな奥行きと豪勢な感覚にゴシック要素も絡んでくる世界観を見事に表現しています。どことなく80年の名盤Heaven and Hellを彷彿させる2で始まりますが、走る曲はほとんどないです。その分、じっくり聴かせる浸れるヘヴィメタル作品かと。8曲と少なく見えても完成度の高い曲ばかりで、引き締まった印象を受けますね。
トニーマーティン期ではかなり人気の高いアルバムです。2024年リマスターされてるようなので音質はめちゃくちゃ良くなっているのでしょうな。
Headless Cross
When Death Calls
Black Moon