Metallica/Ride The Lightning
1.Fight Fire with Fire
2.Ride the Lightning
3.For Whom the Bells Toll
4.Fade to Black
5.Trapped Under Ice
6.Escape
7.Creeping Death
8.the Call of Ktulu
2.Ride the Lightning
3.For Whom the Bells Toll
4.Fade to Black
5.Trapped Under Ice
6.Escape
7.Creeping Death
8.the Call of Ktulu
アメリカ🇺🇸出身、スラッシュメタル四天王Metallicaの2ndアルバムです。前作より一年ぶり、全米48位。600万枚以上を売り上げています。
ハードコアの延長のような1stから緩急を持たせた長編の楽曲やスラッシュメタルの原型やミディアムナンバーもあり、カークやクリフの貢献もありバンドとしての成長を感じますね。1stから格段によくなったプロダクションと楽曲とデイブ・ムスティンが関わっていた曲も含まれています。
1stもインパクトありましたがジェイムスヘッドフィールドの声が甲高くて細い声が個人的に苦手であんまり聞いてないのですが😅このアルバムからジェイムスのドスの効いた声が聴けるようになりましたし、スラッシュらしいザクザクしたリフも聴かれるようになってきました。次作の歴史的名作の布石はすでにありますね。
一曲目のFight Fire With Fireはスラッシュ史に残る名曲です。メロディなど皆無ですが、リフとスピードと攻撃性で押しまくってこんなにカッコいい曲はこの曲が初めてじゃないか?ってぐらいに衝撃的です。多くのリスナーが衝撃を受けてメタリカに没頭しました。タイトル曲の構築性、Fade To Blackのバラード風のミドルナンバー、Trapped Under Iceの突進力、そしてCreeping Deathでとどめを刺されます。最後は大作のインスト曲で締めます。
スラッシュメタルの範疇にありながら、幅広い曲調で構築されているのがメタリカの特徴ですね。スレイヤーは突進型なのに対しメタリカは芸術的、先鋭的なバンドだと思います。次作はメタル史に残る名盤ですが、その前の前哨戦の今作もかなりの傑作で名盤と言ってもいいと思います。
Fight Fire With Fire
Fade To Black
Creeping Death