『“世界一”じゃなきゃだめ』
私が日本代表として、“世界一”を目指す理由は、二つあります。
鈴木雅コーチがカメラマンをしてくださる😭
1.「ボディビルと聞いて、誰もがどんな競技かわかるように、“ビキニフィットネス”と聞いて、誰もがどんな競技かわかるようにしたい」
2.世界の誰よりも心強い応援をしていただいていることへの心から感謝の気持ちを込めて、最高の結果で恩返しをしたい
この二つを同時に叶えることができるのは、世界選手権で優勝して、唯一“世界一”になることだけだからです。
先日、出場致しました、アーノルドクラシックヨーロッパ(スペイン)という国際大会で、フィットモデル年齢別、身長別、無差別級の3つで優勝しました。
ビキニフィットネスのアジア選手権で優勝したことはありましたが、世界のトップ選手が出場する国際大会での優勝はこれが初めてでした。
今回わかったことは、ビキニフィットネスではない競技での優勝でしたが、今までのどんな結果をもはるかに超えるほど、皆さまに喜んでいただき、祝福してもらい、多くのメディアにも取り上げて頂けたということです。
それならば、ビキニフィットネス日本代表として、世界選手権で“世界一”になることがどれだけ大きな意味を持つことになろうことかがあらためて確信できました。
今回の世界選手権で
8回目の“世界一”挑戦になります
では、今までの7回の挑戦の結果がどうであったのか。
結論から言えば、全7回失敗に終わりました。
昨日はジムに行きました。
今から8年前、私がビキニフィットネスを始めて1年も経っていなかった、2015年にハンガリーで世界選手権初挑戦させて頂きました。
40名にものぼる選手と私はその初めて立つ世界のステージをともにし、1回ステージに立っただけで
10数名が進める予選ラウンドには進めず、わずか数分で敗退しました。
初出場した世界選手権🌍
その前年の大会をYouTubeで何度も繰り返し観て、「何とか決勝に残れれば」と淡い期待を抱いていましたが、ハンガリーの地で、眼前にしたヨーロッパ選手のあまりのレベルの高さに、愕然とするだけではなく、「私には場違いだ」と絶望すら感じざるを得ませんでした。
初出場世界選手権🌍
翌年に向けての課題は何なのか、どんな準備が必要なのか、
もう何も考えることができないぐらい頭が真っ白になり、「“DNA”から変えなければ、日本人の私では勝つことはできない」と肩を落とすばかりでした。
それでも、私には「大好きな“ビキニフィットネス”を、一人でも多くの日本の皆さまに応援してもらえる競技にしたい」という夢がある、「絶対に、“世界一”になるんだ」と再び前を向いて立ち上がり、一歩一歩でも進み続ければ必ずと、トレーニングをさらにやり込み、ポージング練習を重ね、
決してあきらめることなく世界に挑戦してきました。
アーノルドクラシックアメリカ☟☟☟
そしてついに、2年前の世界選手権では1点差の2位、
昨年は同点で2位というところまで来ることができました。
昨年世界選手権大会🌍
裏を返せば、5回まったく結果もでなかった私に、日本ボディビル・フィットネス連盟をはじめ、日本の皆さまが世界一挑戦へのチャンスを与え続けてくださったということです。
私の不甲斐ない結果に我慢するだけでなく、「必ずできる」と私のことを信じ励まし続けてくださったということへ、本当に感謝の言葉も見つかりません。
世界選手権直前の私ですが、
先日のアーノルドクラシックヨーロッパにおいて、世界のトップ選手たちと同じステージに上がらせてもらい、わかったことがあります。
「私が“世界一”を本当の意味で目指せる位置にいること」
日本には、私がビキニフィットネスを始めた9年前とは比べものにならないほど、ビキニ選手が増えています。
今年も全国7会場でゲストポーズをさせて頂き、日本各地にすばらしいビキニ選手がたくさん増え、レベルも年々確実に上がっていることを実際に見てきました。
私が始めた頃とは違うかもしれませんが、それでもビキニを着てステージでポージングする競技であることに対して、選手のご家族や周りの方々のご理解を十分に頂きづらいことがまだあることも知っています。
もちろん、私を応援して頂けることは本当にうれしいですが、一人でも多く方々にビキニフィットネスや全国のビキニ選手を応援して頂けるようになったらと心から願っております。
そのためには、日本にいる多くのビキニ選手を代表して世界選手権に挑戦させて頂くからには、“ビキニフィットネス世界一”となり、多くの皆さまにもっと応援していただけるようにしなければいけない責任があると思っております。
今年8月に自分の不注意から左足親指を骨折し、どれだけ自分のことを責めたことかわかりません。
言うに言われぬほど、本当に苦しい日々を送ってきました。
今でも、耐え難い痛みと腫れは続いています。
ただ、骨折をマイナスに捉えることなく、その痛みを感じるたびに、そして、大きく腫れあがる左足の親指を見るたびに、骨折から今日まで多くの皆さまに支えて頂いた日々を思い出させてくれます。
その思い出の数々に、自然と涙が目からあふれ、感謝の気持ちが胸いっぱいに広がります。
「私にできないことは、もう何もない」
そんな自信を私に与えてくれています。
“失敗しないことではなく、失敗したらどう立ち上がるかが重要”
あきらめず、自分を信じ続ければ、「自分と未来は、変えられる」
8度目の世界選手権、今こそ、証明させてください。
そして、私の夢
「ビキニフィットネスと聞いて、誰もがわかる競技に」
皆さまへの感謝の気持ちを胸に、一緒にステージに上がらせてください。
いつもよりさらにお願いします、「一緒に“世界一”になってください」
日本の誇りを胸にがんばります。
応援どうぞ宜しくお願い致します
明日日本時間17時くらいからはじまります!!
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