あと数時間で日本に帰国です。
ドーハから、日本へ向かう途中で
今このブログを書いています。
人生、何度失敗しても
減点はされない。
失敗して
つまずかないことではなく、
つまずいたら
どう立ち上がるかが重要。
再び立ち上がったときに、
見える景色は失敗する前より
必ずもっとすばらしい景色になっているはず。
私はいつもその信念を持ち、 常に失敗を恐れず挑戦を繰り返してきました。
数えきれないほどの失敗を
乗り越えた人だけが、
夢を叶えることができる。
初めての世界選手権☟☟☟☟
初めての世界選手権🌎
今とは違い、当時はひとカテゴリー40-50人出場
ステージにはあがりきれない選手の数に圧倒
今から8年前に
はじめて世界選手権のステージに立たせてもらってから、
数えきれないほどの
予選落ちを繰り返し、、
涙を流してきました。
初出場した時の私31歳でした。
トレーニングはじめて11ヶ月目で
右も左もわからないまま、世界選手権へ
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それでも、、、
JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)は、
私を日本代表選手として、
世界のステージに派遣し続けて下さいました。
2017年のアーノルドクラシック🇺🇸
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だから、私は結果で、、
何としても
恩返ししたいと焦りばかりが募っていきました。
『日本人だからできないのではなく、日本人だからできる』と
初めてのアジア大会は、大惨敗でした
いつか証明したいと、、
あきらめずにずっとずっと
思い続けてきました。
2018年アーノルドクラシックヨーロッパ
身長別4位に初めてはいりました。
翌年メダル獲得を目指すも、
2019年アーノルドクラシックヨーロッパ
大惨敗でした☟☟☟☟☟
2019年世界選手権🌍
今回と同じ木下美弥子コーチ、詩子コーチと
今回のアーノルドクラシックヨーロッパにおいて、ビキニフィットネス世界一を目指していましたが、結果は4位の大惨敗。
前日の私の様子☟☟☟☟
帰りのタクシーで、長瀬選手が励ましてくださり、涙が頬を伝う私の手を
関根選手がずっと握りしめてくださり。
みんなの前で涙をみせてはダメだと、、
トイレに駆け込み号泣。
涙が抑えられなかった
またしても、世界の高い壁に
跳ね返されるだけでなく、
世界選手権を目前に控え
これからどうしたらいいのか全くわからなくなりました。
ただただ涙が目からあふれ続け、まさに、絶望しました。
まだ次の日もう一種目
フィットモデルがあるのに、、
私に落ち込んでいる暇はないと
自分を必死に奮い立たせました。
しかし、私一人では、
また同じ失敗を繰り返してしまうと不安にさいなまれていました。
大会からホテルに戻り、
ヒールを履いて腫れた足をあげ、
お風呂に入りながら涙が止まらず
ただただ、お風呂の天井を見ては呆然としていました。
このままでは、いけない。
骨折しながら、スペインに来て
このアーノルドのステージに上がらせていただけるだけで奇跡。
感謝しかない満点以上なんだ。
そんな時、日本代表コーチから
ポージング練習会のお声掛けを頂き、藁をもすがる思いで参加させて頂きました。
コーチの先生方からの熱心な
ご指導のおかげで、私は別人になれたかのように、確固たる自信を持ってフィットモデルのステージに立つことができました。
ただうつむいて泣くばかりだったら、このポージング練習会には
参加しなかったと思います。
そして日本選手団の皆さんの
温かいサポートを受け、、
もう一度明日を信じて立ち上がることでき、私一人では決して
つかめなかった優勝をさせて頂くことができました。
私の優勝は、私一人だけのものではまったくなく、コーチや選手の日本チーム全員で掴んだ優勝でした。
あらためて、言わせてください。
日本チームのみなさん、
本当にありがとうございました
涙からの奇跡のステージ。
あきらめなければ、
奇跡は起こせるのだと。