私は、いつも誰かに“ぬくもり”を伝えられる人になりたいと思っています。
“人に勇気や力を与えられるようになりたい”と。
しかし、今の私は、与えることよりも、与えられることの方が圧倒的に多いです。
本日のオーバーオール↓↓↓↓
最近でいえば、先週末の香川県大会のゲストポーズです。
オールジャパンの1週間前でしたので多少考えましたが、それでも何か少しでもお力添えができないかと思いお引き受けさせて頂きました。
しかし、大会前の負担になることなど何もなく、逆に、私は香川県の皆さまから大きな力を頂いて帰ってまいりました。
香川の皆さまの心の“ぬくもり”のすごさに、「本当に香川に来てよかった、これで来週のオールジャパンへもっとがんばれる」とゲスト後、控室で一人涙しました。
自分の力だけではどうしようもならなかったことの中で最たるものが、7年前から現在までビキニの日本チャンピオンにならせてもらっていることです。
さらには、30歳過ぎてから始めたビキニで、「世界一」までも目指しています。
これこそ、私一人の力では決して手の届かなかったことです。
世界一挑戦を6回失敗しながらも、まだなおも多くの皆さまが私の“世界一”を信じてくださっているということが、いつも私に“ぬくもり”を与えてくれています。
皆さまには、本当に感謝の言葉も見つかりません。
“ぬくもり”と言えば、私が小さな頃の“大好きな父”との思い出があります。
なぜだか“自転車”に乗れたことでは満足できなかった私は、ひょんなきっかけで『一輪車』と出会いました。
毎日“仕事帰りで疲れ切った父”におねだりして、夜遅くまで近くの公園へ行って二人で猛特訓してもらいました。
はじめはまったく乗れなくて“心折れた私”。
「昨日よりもう1メートル“」と私の手を引き応援する父。
できたことがうれしいというより、本当はただただ「よし、よくできたね」と“父”に満面の笑みでほめてもらいたくて。
気づけば、一輪車に乗って、どこにでも行けるようになりました。
そのときの“父の手のぬくもり”からこう教えられました。
『できるかできないかではなく、やるかやらないか』
たとえ1000回失敗しても、次は成功するかもしれないと、1001回目の挑戦をする。
成功する唯一の方法は、「たとえ失敗しても、決してあきらめず、もう一度挑戦すること」だけ。
私の人生は、まさに失敗の連続です。
ビキニを始めてからも、そうでした。
私はチャンピオンとしてあるべきふるまいや競技の顔となる責任の重さもわからないまま、ビキニを始めて10か月でチャンピオンにならせて頂きました。
2015年日本連盟の大英断で、私をビキニ選手としては初めて新井選手と一緒に世界選手権へ派遣してくださったときから、ビキニという競技を普及し、そして、フィットネスを盛り上げていくために、私は、日本連盟と一緒に、“やれることはすべてやらせていただこうと決意”し、さらに、日本チャンピオンとして、“ビキニフィットネス”の将来を背負わせて頂こうと覚悟“致しました。
それにもかかわらず、気持ちはあるものの、皆さまがビキニチャンピオンとしての私に何をご期待頂いているのかを模索してもても、なかなか答えがわからず、やってみては失敗して、また挑戦しての繰り返しでした。
私なりに考え、ビキニという競技を一人でも多くの方に知ってもらい、応援してもらえるようにとメディアやSNSを通じて、情報を発信することもその一つです。
しかしながら、私が7年間やってまいりましたことは、決してすべてお褒めを頂けたことばかりではなく、ご期待の大きさに比べ私の力不足のため叱咤激励を頂くことも少なくありませんでした。
皆さまとお約束させて頂いた、「ビキニ世界一」に未だなれていないことです。
私の世界一を信じていて下さる皆さまへの恩返しは、やはり“世界一”という結果だけだと思っています。
世界選手権派遣選考会である明日のステージで優勝し、もう一度、世界選手権に挑戦させて頂けますように精一杯がんばります。
皆さまにはいつもお世話になってばかりの私ですが、明日のステージを楽しみにしていて下さい。
何かに挑戦しようとしている一人でも多くの皆さまの手を引っぱれるような“ぬくもり”をステージからお届けいたします。
今ホテルへの帰り道にブログを書いてます😭
無事ホテル着きました
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