リオオリンピック開幕
見ていて、涙が溢れてきた選手がいます。
ウェイトリフティングの、三宅宏実選手
ウェイトトレーニングを始めてから、三宅選手の
凄さを身に染みて実感しています。
絶望と希望の4年間。１４年末には腰痛を発症。
練習出来ない日々が続き、競技をやめることも
頭を何度もよぎったそうです
それでも「やっぱり、やれるんじゃないか。
きっといつか調子が上がるんじゃないか」という
望みをじっと信じ続け、もがき続けた4年間。
再び腰や膝を故障し満身創痍の状態で挑みました
リオでの奇跡を信じた。そしてこの大快挙
三宅選手を支えてきたのは「１日一生」の言葉
同じ日は２度と無い。
今日１日を自分の一生と思って生きるという意味
ケガや、３０歳になり感じる体力の衰え。
苦しんだ分だけ、バーベルを上げる喜びは深まる。「この日のために、４年間積み重ねてきた」
１日１日が、このメダルへとつながっていた。
自分の体重の倍以上の鉄のバーベルを持ち上げる。
豪快なイメージのある、ウェイトリフティング！
三宅選手の美しくも強さは言うまでもなく、
日本一の素敵な親子、そして人柄が愛される理由。
パワーの中に、技術、柔軟性、強靭な精神力が必要
三宅選手の人柄を象徴する、お話に感動しました
７月の公開練習。取材が終わると、
報道陣へプレゼントを配り始めたそうです。
「いつもありがとうございます！メッセージも入れておいたので、読んで下さい」。インスタントコーヒーと「一本一本を大切に挙げてきます！！
今日も取材して下さりありがとうございます。宏実」と手書きのカードが入っていた。
それがその写真
三宅選手は所属先で選手兼任コーチを務め、後進も
精力的に指導している。自分の競技だけではない。
重量挙げをメジャースポーツにするため、裾野拡大は不可欠だと考えているそうで、、、、
丁寧な取材対応も、競技の魅力を少しでも伝えたいと思っているからに他ならないのです。
本当に本当に、凄い
大変尊敬、そして共感。と同時にまだまだ私は何もかもが足りないっと！！グサッと痛感しました。
日本五輪史上初の父娘メダリスト
このシーンは、何度見ても泣けてしまいます。
普段はお互い気持ちを、伝えられないけど、
心から信頼している様子が滲み出ていました。
【誰よりも練習した、本当に練習した】
父からのメッセージに、三宅選手も涙。
私も、思わず号泣
ロンドン五輪後、父である義行監督から「（メダル）１回はまぐれ。２回とって初めてメジャーになれるよ」と背中を押されていたそうです。
本当に本当に感動をありがとうございました。
銅メダルおめでとうございます。
昨年の総合優勝はビギナーズラック。
今年勝って初めて本物だ。
今年勝たなければ意味がない。
そう、言われ続けて今シーズン過ごしています。
さあ、私のオリンピックも開幕です
地獄のレッグプレス大会です
三宅選手の感動をパワーにして、頑張りたい
300㎏8レップス
350㎏8レップス
アップのはずの重量が、、、やけに重い。
350㎏が、、、、ギリギリだ
マズイ、、、、
【足の位置は、踵がはみ出る位に下げています】
メインセット！！
425㎏8レップス
なんとか1セットクリア。これ以上は無理だ、、、、
脚が痛くて、動かない、、、、
先生にギブアップを申し出ようか
そんな事を考えながら、、、
425㎏8レップス2セット目が始まりました。
1レップス目から、脚から火が出ている。
5レップス目、、途中で終了。
生命の危険、、、、怖さを感じました。
レッグプレスが怖い。
そう思った瞬間脚が動かなくなってしまった。
途中で投げ出した自分の情けなさに
悔しさと、怒りが湧き出てきました。
そして、三宅選手の事を思い出しました。
【1日一生。ここでやめたら、後悔しないか？
今日1日を、一生のように限界までやれたか？】
練習したくても出来なかった三宅選手、
何の怪我なく、この素晴らしい環境でトレーニング
出来るのに、放り出す私。本当にコレでいいのか？
自分に問いかけては、泣けてきます
425㎏8レップス3セット目やります。
そんな葛藤の中で、レッグプレスで佇んでいた私。
柏木先生から、【絶対上げるからね！！】と喝！
目が覚めました
私は、【絶対上げる！やれる！やれる！】と、
怖さを払拭しようと、言い聞かせていました。
8レップス！！！！やりきれました
柏木先生から、
【今のは1番頑張った！フォームも良かった】
めちゃくちゃ嬉しかった
まだまだ終わりが見えない、、、レッグプレス大会
はい、400㎏8レップスやります〜と、涼しい顔
ジムにプー太朗がいなかったら、、、
400㎏8レップス
400㎏8レップス
400㎏8レップス
350㎏10レップス
300㎏10レップス
300㎏10レップス
合計11セット完了です
死ぬか生きるかの闘い。自分の限界を超えました。
初めてトレーニングを辞めたいと思いました。
メンタル、強くしないと
ハードなトレーニングに耐えられないでしょう（笑）
癒しです
ぎゃーー！！ボロボロだ
ありがとうございました
三宅選手が愛読している【一日一生】
私も大好きな本です。何回も、何回も読み直してます
どんなときも1日1日を真剣に生きたいです！
今が、1番大事です
