思えば、昨年11月ごろ、
柏木先生が運営している
エクサイズ
トレーニングスタジアムの
門を叩き、10ヶ月!!

まさに、
柏木先生との出逢いは一期一会でした!
これこれこれこれこれこれこれこれ
一期一会について

柏木先生との初対面の日、私は開口一番

『フィットネスビキニに
チャレンジしたいんです』と話すと、

柏木先生は、即座に、

『いい加減な気持ちでできるほど
    甘くない、やりたいなら、
    優勝をめざす覚悟がなければダメだ』

『必ず、優勝させてみせるから、
これから先、どんなに辛くても、
そしてまた、どんな苦しくても、
投げ出さずに、信じてついてきてほしい』

と、真剣にお話ししてくださいました。

あまりに突然で、前にも書きましたが、
『鳩が豆鉄砲をくらった』ような衝撃を受け

もちろんフィットネスビキニという
競技へのあこがれはありましたが、

トレーニング経験も浅く、
食いしん坊で、へなちょこなこの私が、

『優勝なんて(ありえないよねぇっ)??』
とほんとに半信半疑でしたぁ

が、しかし、そのとき、

『優勝』というキラーワードが、
私の頭の中で、何かを覚醒させたのを
感じたのは確かです、

今まで多くの選手を育ててこられた
柏木先生の情熱とゆるぎない自信が、
そうさせたのだと思います。

それからは、10ヶ月後の
9月21、22日をゴールに
柏木先生と私との二人三脚は始まりました

今振り返ると、柏木先生には、
大変なご苦労をおかけいたしました。

なぜなら、私が、
先生が想像する以上にポンコツで、

メニューがきつくなるとすぐに弱音を吐き、心折れてしまったからです。

先生は、私の体と心の欠点を瞬時に見抜き

フィジカルトレーニングだけでなく、
メンタルトレーニングにも
力を入れていただきました。

まず、
トレーニング開始後、数ヶ月の間は、

私の体を本格的なトレーニングに
耐えれるだけのコンディションにするため
マッサージや筋膜ストレッチを
重点的に行っていただき、
筋肉や腱を整え、
姿勢の矯正もしていただきました。

コンディショニングがメインで
行われましたので、

トレーニング時間は、
正味1時間にも満たず、ときには、
30分ほどのときもありました。

トレーニング初心者の私は、
『優勝』という言葉に恐れおののき、

どんなキツイトレーニングがあるかと
不安でしたが、
むしろマッサージやストレッチを
していただけるのが楽しみで楽しみで、

毎回パーソナルトレーニングの日を
心待ちにしていました。

そのときはわからなかったのですが、
体のコンディションを入念に
調整していただいたことが、
今につながっています、確実にです。

その後も、柏木先生が
緻密なトレーニングスケジュールを組み
進めていただいていたにもかかわらず

5月のゴルーデンウィーク前あたりから
次第に大会が視野に入ってきて、

『運動会のかけっこ』の時に
流れているような曲が頭の中に
流れるほどの焦りに襲われ、

先生にはじめて、
『トレーニングメニュー』について、
『もう5月ですけど、大丈夫ですか?』

と、トレーニングの知識不足な私は、
あろうことか“不安”を
口にしてしまったのです。

柏木先生がすごいのは、
私の体調管理だけでなく、
心の微妙な動きまでも読み取って、
私に指導してくださることです。

柏木先生は、
まるでこの日を待っていたかのように

それ以降、
トレーニングメニューが
日増しにきつくなり、

『優勝』にむけての
本格的なトレーニングがはじまりました

そして、
きびしいトレーニングの日々の中で、
さまざまな会話のやり取りを通して、
メンタルトレーニングは続けられ、

柏木先生の叱咤激励の数々が
私の中の闘争心に火をつけました。

『楽な道と険しい道があるならば、
   険しい道をとる』

『自分が感じた限界は、
  トレーニングのゴールではなく、
  そこからがスタート!!』

と意気込みトレーニングに、
無我夢中になって取り組みましたが、

その結果は、

5月いっぱいまでの増量期で、
十分な栄養をとれているときに、
筋量を増やすはずが、

先生が納得いくような成果を
見せれないまま、
ついに、減量突入になってしまいました。


柏木先生は、毎日、ため息の連続でしたが
立ち止っている時間も余裕もなく、

すぐに、

トレーニングプランを見直し、

減量期における、
筋量の増加という難しい課題に
取り組むことを余儀なくされました。

その後、私の浅はかさから、
柏木先生に大きな迷惑をおかけして、

時間的にも、状況的にも、
さらに追い込まれるという事態を招いて
しまいましたが、

柏木先生はすべてを受け止め、
今日まで、私のことを粘り強く
ご指導していただきました。

トレーニングはもとより、
ポージングや栄養管理、何から何までも、
すべてです。

しかし、私は、まだ、先生に、
そのときのことをしっかりと
謝罪もできていません

それでも、

先生は『フィットネスビキニ優勝』という

私と10ヶ月前にかわした
約束を果たすために

プライベートな時間までも割いて、
ときには、早朝から夜遅くまで
私と連絡をとり、
逐一、私のコンディションを確認し、
体調管理、食事指導、メンタル面までも、
事細かにすべてサポートして頂いています

まさに、『全身全霊で』といった言葉は
先生のためにあるような言葉です。


先生のおかげで、安心して、
大会の準備が進めてこれました、

ありがとうございます。

これまでの先生に
お世話になってきた日々を思い出すと
目に涙があふれるのをおさえきれません

先生のご尽力に、
なんとか『優勝』という結果を持って、
恩返したいと、心の底から、強く、
本当に、強く思っています。

『フィットネスビキニ』
という競技との出会いが、
多くのすばらしい出会いを
くれました
そのすべてが私の大切な宝物です。


柏木先生から、トップビルダーである
木澤大祐選手を紹介していただきましたが

木澤選手からいただいた言葉が、
本来つらいはずのトレーニングや減量を
すべて前向きなものにしてくれました

『これからいよいよ減量ですね、
最初は身体が変わる事が嬉しい。
その後、必ず辛くなる時が来る、
その時に思い出す事。
トレーニングも減量も誰かに頼まれて
やってるわけではない。仕事でもない。
嫌ならいつだってやめればいい。
たとえあなたがトレーニングや
減量をやめても、誰にも迷惑はかからない
自分がボディビルを好きだからやってる、
自分がやりたいからやってる、
家族の協力、支えてくれる人達、
応援してくれてる方たちがいるからできる
やらせてもらってるとゆうことを
思い出せばいい。』

この言葉が、

『誰かにやらされているわけでもなく、
ただ自分で好きでやってるだけでもなく、
やらせてもらっているんだ』

と、今日までの日々で何度も何度も
感謝の気持ちを繰り返し思い返して、
心を強く持つことができました。

そしてまた、大会が近づいたある日、
木澤選手から、

『そろそろ“全力で!”のレベルでは無く、
“命懸けで” 全てに向かう時期です、
魂を込めてやりましょう』

という言葉をかけていただき、
はっと我に返りました

確かに、自分では、『全力で』
取り組んできたつもりですが、
『命懸けで』ということを頭に思って、
取り組んでいるかと言われると、

まだまだまったくお話にならず、
こんなんじゃだめだと思い直し
それからは、より貪欲に減量に取り組み
減量で、体重が落ち、
パワーがでないはずが
精神力でカバーし、
今まで以上のパフォーマンスが
発揮できるようになりました。


『一流選手はすべてが一流』
尊敬してやまない、木澤選手の一言は、
私の心の奥底まで響き渡りました。

木澤選手、本当にありがとうございました
感謝しています。

木澤選手と言えば、
『チームジュラシック』です

皆様は、私が心折れそうなときも、
最高の癒しをくださいました、

とっても大好きな最高の仲間です、
いつも本当にありがとうございます。


齊藤マドカさんとの出会いによって、

『フィットネスビキニ』で優勝したい
という気持ちがより強くなりました。

優勝した、その先の目標が
より明確なものとなり、
『優勝』が目標ではなく、
その先の夢への扉を開く、

第一歩になることを教えていただきました

いつかマドカさんのようになりたいです

マドカさんに、続いて行けるように、
明日全力でがんばります。

満腹食堂のみなさん、

毎週末、満腹食堂に行くのが
本当にたのしみで、指折り数えていました

私のことを気遣い、
メニューに細心の注意を払い、
『ささみ?牛肉の赤身?
6時までに食べなきゃだめだよね?
玄米は100グラムずつね?』

といった、本当に心温まる、
やさしさをいつもありがとうございます。

ここで、
皆様にお話ししたいことが
ります。

それは、今読んでいただいている、

『フィットネスビキニ優勝への道』
という題名でブログを始めたのは、

トレーニング開始当初、柏木先生からの
アドバイスがあったからです。

その理由は、

ただ単に、
トレーニングの記録になるだけでなく、
慣れないブログを書くことは
大変かもしれないが、

この先、いつかトレーニングや
減量がつらくなったとき、
必ず、支えにも、励みにもなるから
といったことでした。

もちろん、当初は、柏木先生、
そして、ごくごく身近な家族や友人に
向けての近況報告としてのスタートでした

正直、はじめは、慣れないブログに戸惑い、『今日は、書くのはやめようかな』と
負担に感じていました。

それが、今では想像もできなかったほどの
本当に多くのみなさまに
読んでいただけるようになり、

今日までの
『フィットネスビキニ優勝への道』を
進んできた私にとって、
負担に感じていたものがうそのように、

いつしか、
抱えきれないほどの大きな心の支えとなり
心の芯まで温まるメッセージの数々が
大きな励みになっています。

本当に感謝しています、
ありがとうございます。

『フィットネスビキニ優勝への道』で
私は、大きな宝物を手にしました。

それは、

私がどれだけまわりの皆様の
お世話になり、
支えられているかということを
あらためて気づかせてくれ、

『心の底から感謝する気持ち』
『恩返しをしたい
   という強い気持ち』を
胸の中に
刻み込んでくれたことです

家族、友達、会社の同僚、
そして、
今読んでいただいている読者の皆様、
をはじめとする、本当に多くの皆様、
いつも感謝しています、
本当にありがとうございます。

ここで、
もう一度だけ、
言わせてください

明後日まで、
“大切な涙”はとってあります
これこれこれこれこれ
大切な涙について


『大会で、
優勝することによって、
   恩返しさせてください』

明日からの大会、
全力でがんばってきますので
応援よろしくお願いいたします