おひ、お久しぶりです〜 | イギリス ミッドランズ ど田舎暮らし

イギリス ミッドランズ ど田舎暮らし

英国イングランドのミッドランズで暮らしてます。
2015年6月20日にGerman Shorthaired Pointerの子犬、Daisyが我が家の家族に加わりました。

ヤダもう、こんなに日を置くつもりは毛頭なかったんですが、お仕事が忙しくて嬉しい悲鳴を上げておりました。

数的にはそんなにないのに、一つ一つのお仕事に全力投球、燃え尽きた...と暫しお茶をして「はい次!」と立ち上がる的でした。

有り難いし、喜びの声を聞くのが嬉しい、嬉しい、本当に嬉しい(3回言ったぞ)。

とあるツアーのお客様は
「こんなに綺麗な場所に連れて着てもらって...」と涙ぐんだり、月曜日はお休みの窯元(スポード)を貸し切りで開けてもらったり倉庫に入れて貰ったりの凄い特別対応に驚いて
「ゆりさんが有名で(ある一定のところでだけね)、窯元に信頼されてるからね」
と仰って下さった。

そうなの、月曜&火曜日はお休みのこの窯ですが、私のお客様なら貸切で開けて下さることになったの。
もうこれで数回目なので、私としては通常業務の一環だったんだけど、そうよね、きっと世界で数人よね、あの窯を貸し切りで審査もなく電話一本で開けてもらえるのって。
私の他は王室関係とジャーナリストくらいじゃないかな。

お客様の感謝の言葉に、ああ、そういう事なんだなと改めて気づかせて貰ったのです。

お仕事の無い日でも通い続ける事で、なんというか、情熱と愛を感じてもらえたんだと思う。
スポードは実は私もコレクションしています。
綺麗なのよねえ。

18世紀創業のスポード窯がなくなるかも、という時、もう既にこちらに引っ越していた私たち。

義母と義父に「日本ではスポードって凄く有名なんですよ。もっと観光客誘致すればいいのに。なんで倒産しちゃうんでしょう」
と言うと
「本当にねえ...」と残念そうにしていたお二人。
彼らのビジネスの業種は全く違うし関連もないけれど、ストーク出身の義父と近郊出身の義母はどちらも窯業の未来を気に掛けて居たみたい。

スポードが倒産してから知った裏事情は、何処の窯もほぼ一緒で
「英国人の人件費の高さ、そこから苦肉の策で出された『国外生産』というアイデアでクオリティが著しく下がり長くからの顧客やファンが減った」
ということ。

切なすぎる。
今、ストークオントレントで利益を出しているのはエマブリッジウォーターとバーレイ。
どちらも国内生産のみ。

超有名なW社は、バックスタンプを見るとほぼ全てアジア産なので、純粋なファンの方はお買い求めしなくなってしまった。

お教室、ティールームの運営などで数が必要な方は安いからとお買い求めする方もいらっしゃるそうだけれど、まあそれは特殊なケース。

あと、最近は買い付け同行も楽しかったなあ。

お店も買い付けする方も嬉しいのを見て、コーディネートさせて頂いて良かったと思うなど。

忙しいけど、楽しくやっております。

皆さまのブログにもチラッとお邪魔していますがコメントなど残せずごめんなさいね〜。

またその内、余裕が出来たらね!

今日から12月、クリスマスに向けて色々とラストスパート致します。

皆さまもお元気でね☺️