在宅介護などでご両親やご家族の介護にあたられていらっしゃる
介護者の皆様は毎日大変なご苦労をされていることとおもいます。
疲れていませんか、休めてますか、ひとりで頑張っていませんか。
介護にあたるかたの4人に一人が介護うつに悩まれているらしいのです。
今日は介護うつにならないためにストレスとうまく付き合っていく方法を調べてみました
介護にストレスを感じるのは自然なことなのです!
えー? とお思いですか?
言い換えてみますね、介護はストレスを受けます!
^^さらに強調してしまいましたが、、、
今日は介護うつを回避するいろいろな工夫や考え方を私なりに勉強してみました。
お付き合いいただければ嬉しいです。
介護うつになりやすい性格に責任感が強い人というのが挙げられるといいます、
「自分が頑張らなきゃ」
「こんなことぐらいで弱音なんてはいてちゃダメ」
「みんな頑張っているんだから」
「もっと介護度が高い人を介護している人だっているんだ!」
というふうに、責任感の強い人は自分のストレスを小さいものにしてしまう傾向があるといいます。
もっと言えば、こんなストレス感じてはいけないんだ!というように
ストレスを悪いものダメなものと捉えてしまいます。
これは危険信号だといいます。
介護に翻弄する日々であれば肉体的にも疲労してきます。
この物理的な肉体的疲労だって十分なストレスなわけです。
そのストレスさえ抑え込もうとしては精神的なストレスも倍増です。
ストレス感じていいのです。
ストレスあるのが当たり前というように、まずご自身のストレスを認めてあげてみてください。
はい。
では、
ストレス感じた。
で、どうするの?このストレス。
ってことですが、
物にあたる、人にあたる、皿を割る、これあまりよろしくないストレス解消法です。
介護ストレスとの付き合いや解消法方を調べてみて三宮なりの解釈ですが、
この様になりました。
①適当にがんばる
ちゃんとやらなくちゃ!と頑張りすぎて
着替えがうまく出来なかった、上手に食事介助できなかった、と
自分で自分を追い込んでしまっていませんか?
このくらい出来れば上出来!、こんなもんでいいか、と
少し自分のハードルを下げてみてください。
頑張りすぎず、適当にがんばる。
②介護はみんなで
介護者がひとりで介護をすることが多くありませんか?
家族が多い人は手分けして、みんなで相談しながら介護をできるといいようです。
お母さんひとりに介護任せきりなんてことないように、家族内でメールやラインでも
一言「大丈夫?」と声をかけるだけでも介護者さんはひとりじゃないって思えると思うのです。
どうしても一人で介護しなければならない場合、ご友人、近所の人に手助けを依頼してみてください。
確かに勇気のいることですが、介護者が誰かに助けを求めることは恥ずかしい事ではないです、一人より二人、二人より三人です。
ここは日本、私たち日本人は助け合いの精神が備わっています!!
大丈夫です、声をかけてみてください。
一度は断られるかもしれませんが、様子見るくらいならいいよ、とか、すこしずつでも協力が得られると信じましょう!
③デイサービス、デイケア、ショートステイを使いこなす
まずはそれぞれの違いから。(名前が似ていて混乱しそうですね)
デイサービス
介護保険サービスで「通所介護」という名前で呼ばれているサービスです。
利用者は、日中の一定時間施設に通い、食事や入浴、機能訓練といった介護サービスを受けます。
利用者は、老人ホームなどに入居するほど重度の要介護状態ではないけれども、在宅介護をしてくれる家族の負担を軽減したいといった理由で利用することが多いといわれています。
デイケア
デイケアは介護保険サービスで「通所リハビリテーション」と呼ばれているサービスです。
利用者が日中に一定時間施設を利用するという点ははデイサービスと同じですが、利用者の目的は介護サービスをうけることではなく「リハビリテーションをうけること」となっています。
リハビリテーションサービスとは、入浴や食事といった生活介護サービスではなく、機能の回復に重点を置いたサービスです。
ただし、デイケアで食事や入浴といったサービスが受けられないかというと、そういうわけではありません。
あくまでもリハビリテーションが主目的であるため、サービスが簡素化されていることはありますが、一通りの生活介護サービスをうけることができます。
機能訓練とリハビリテーションは何が違うの?
機能訓練とリハビリテーションは、どちらも身体機能の回復・向上を目的としたものです。
ただし、リハビリテーションをうけるには、前もって医師の指導をうけておくことが必要となります。
また、実際にリハビリテーションをうける際にも、作業療法士や理学療法士、看護師といった特定の資格を有したスタッフに指導をしてもらう必要があります。
これに対して機能訓練は、医師の指導などは必要なく、一般的な介護スタッフの補助だけでうけることができます。
(出典:あなぶきの介護https://www.a-living.jp/column/411/)
ショートステイ
短期入所生活介護は、利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、自宅にこもりきりの利用者の孤立感の解消や心身機能の維持回復だけでなく、家族の介護の負担軽減などを目的として実施します。
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)などが、常に介護が必要な方の短期間の入所を受け入れ、入浴や食事などの日常生活上の支援や、機能訓練などを提供します。
連続利用日数は最長30日まで。
対象者
利用者の心身の状況や病状が悪い場合
家族(介護者)の疾病、冠婚葬祭、出張
家族(介護者)の身体的・精神的負担の軽減 など
(出典: 厚生労働省 介護事業所・生活関連情報検索 )
ちゃんと厚生労働省のショートステイの利用対象者に
「家族(介護者)の身体的・精神的負担の軽減」と明記されています!!!
ちょっぴり休憩の目的でショートステイ利用していいのです
ショートステイでは食事や入浴、排泄といった生活介護はもちろん機能訓練指導員による機能訓練が受けられます。
デイサービスの宿泊可能版といった感じですね。
ほかにもレクリエーションなども受けられます。
4日以上30日未満で利用する場合、ケアマネジャーが作成したケアプランが必要となり、プランに基づいたサービスが提供されます。
4日未満の利用であれば、ケアプランがなくてもショートステイを利用することができます。
利用費は下記の1割負担額の他に施設利用費や食費などが加算されます。
施設によってそこは変わりますので調査が必要ですね。
(利用者1割負担の場合の1日の負担額)
併設型・多床室の場合
※併設型の他に単独型、多床室の他に個室の設定もあります。ユニット型の設定もあります。
要支援1 438円
要支援2 539円
併設型・多床室の場合
※併設型の他に単独型、多床室の他に個室の設定もあります。ユニット型の設定もあります。
要介護1 599円
要介護2 666円
要介護3 734円
要介護4 801円
要介護5 866円
※併設型・・・特別養護老人ホームや介護老人保健施設などに併設されていて、こうした施設の部屋に宿泊します。
単独型・・・ショートステイ専門の施設
施設はどうやって探す??
厚生労働省「介護事業所・生活関連情報検索」が便利です。
http://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/
こんな感じて進んでいってみてください。
全国版トップ>東京都>介護事業所検索>サービスから探す>短期入所生活介護(553)
細かな条件での並べ替えも可能なので、
・空き状況
・経験年数5年以上の従業員の割合
なども参考に出来そうですよ~。
はい、ということで、①②③と当たり前のようなことではありますが、
周知させることが大切なのではないでしょうか。
特に介護に直接当たらない人が理解し、自分も参加していくことが大切なのではないかと思いました。
色々やってはいるけれど、なんだかあまり効き目ないわ~と
ストレスが勝ってしまう場合もあると思います。
こんな場合は危険信号!チェックポイント
☑ 腰痛なども含めた肉体的疲労が慢性化していないか
☑ 食欲減退(自律神経の不調が原因かもしれません)
☑ 寝つきが悪い、眠りが浅い
☑ 人にあうのが億劫
☑ やる気が起きない
☑ 不安、焦燥感を感じる
自分で気が付けるもの、そうでないものありますが、
上のような症状が2週間以上続く場合はうつを疑った方が良いかもしれません。
さて、肝心のストレス解消法ですが
特に大切な3つのことは
「自分の時間をつくること」
「しっかり身体も心も休むこと」
「栄養をとること」
だといいます。
食事と睡眠は基本中の基本な気がしますよね。
ここが崩れたらほんとに全てにおいて崩れる気がします。
関係ない話になりますが、
私は子育てにおいてこの2点に関してだけ気を付けるようにしています。(笑)
寝る時間は絶対9時間以上確保します、食事は大体おなじ時間にバランスを考えて食べさせるように努力してます。
これしか気を付けていないにもかかわらずHappyちゃんすこぶる元気にしてくれています。
(三宮は一児の母ですHAPPYちゃんの話はこちらから)
あ、もう一つ気を付けていることあります。
昼間はなれて過ごす分、夜はいっぱい抱きしめて心の栄養補給をします。
大人はなかなかぎゅっと抱きしめられる機会も少なくなるので、
特に大事なことの最後のポイント
「自分の時間をつくること」
これで、心の栄養補給をするってことなのかもしれませんね!
自分の時間は2時間でも3時間でもいいので
一日の内に少しでも一人になれる時間を作ることが大事だと言います。
そんな時間ないよ~という場合は、誰かの手を借りてでも作るように
していきたいですね。(°∀°)b
休むのも介護のうち!なんです。
もう一回言いま~す。
休むのも介護のうち!です。
自分の時間は是非とも有意義に使って頂きたいですね。
自分の時間が今まで取れていなかった方は初めは少し戸惑うかも知れませんが、
せっかく確保した至福の自分の時間です、自分にとって安らげる時間にするために
ここはひとつ真剣に悩んでみてください。
いま心から望む自分の時間の使い方はどんな時間でしょう。
自分の時間の使い方でおススメしたいもの幾つかご紹介します。
・一人カラオケで大声をだす(または思い切り泣く)
→多くの精神科医さんがおススメしていますね、きっと効果抜群なのでしょうね。
・昼寝
→誰にも邪魔されず、ぐっすり
・趣味に没頭する
→カラオケにも通じるところがありますが、趣味のある方はそれに没頭する時間がリフレッシュになりますよね。(スポーツ、手芸、絵画、映画や音楽鑑賞、ドライブ、などなど)
さまざまありますが、「自分の時間」を確保して
ストレスと上手に付き合いながら介護うつなんてどこ吹く風で参りたいですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
皆さまの「自分の時間」の過ごし方おススメありましたら教えてください