https://www.amazon.co.jp/dp/4909708030

1944年から1961年に掛けて書かれた「日月神示(ひつくしんじ)」からの予言を抜粋したダイジェスト版の名言集です。
白を基調とした本で、明るくすがすがしい印象です。

『日月の未来記』として北川達也氏の視点から編集しなおし世に送り出されていて、とても読みやすかったです。
本書『日月の未来記』が底本としたのは、「日月神示(全)」(発行所 至恩郷)と『霊界研究論集(地震の巻のみ)』(発行所 新日本研究所)です。

北川達也氏の審神(神意の判断)により、「日月神示」の味わいを崩さないように配慮しつつ、順番や改行位置、漢字、仮名遣い、読点・句点、濁音・半濁音などを改めて書かれてあります。
著者は、日本古来の伝統的な神道や神社を深く理解して、原始仏典も全て読破した方なので、信頼できると思います。
「日月神示」は、画家の岡本天明(1897-1963)に意図せずに文字を書くという自動書記(じどうしょき)によって、世の元の神様より降ろされた神示(ふで)とされています。

「日月神示」の神示の予言は、現時点のことから未来のことまでを明確に示されていて、私たちが生きるうえでの指針となりそうです。
先の見えない闇の世に、生きる希望を与えてくれて、元気になる感じもありました。
私が「日月神示」のことを初めて知ったのは、YouTubeです。

「日月神示」の神示の予言は、現時点のことから未来のことまでを明確に示されていて、過去のことだけでないのが、すごいです。
行間もしっかりあって、読みやすかったです。
興味深い内容なので、一気に読み進めてしまいました。

現代の日本人の生活に添った話を適宜いれてあり、親しみやすかったです。
「日月神示」は、コロナを予言していたとも言われていて、感慨深いです。
今のこの一瞬一瞬を精一杯に生きていきたいと思いました。

「世のため人のため」、「人を大切にすること」などを切々と説く、文章の中には、日本人の失ってはならない心が感じられるので、気持ちが引き締まりました。