多重構造の真実に翻弄♡小説『空まで踊る』『ブレイン・サラッダ・インヴェスティゲーション』 | シンプル生活心豊かな毎日とことん楽しむ

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image『空まで踊る』

 

『ブレイン・サラッダ・インヴェスティゲーション』 

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ガーベラ現役心臓外科医が小説家として、連続少女殺人事件を追う刑事のミステリー小説を刊行 

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著者は、 景山 Q一郎氏で、1979 年、岡山県生まれの医師です。
医師が書いた小説ということで、興味を持ちました。
張り巡らされた数々の罠と伏線に翻弄さ、とても引き込まれました。
ドキドキが止まらないミステリー小説です。
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かつて、××市警察、最高のコンビと呼ばれながら、殺人課を捨てた男「笹井」と殺人課から捨てられた男「東方」。
二人が再会したのは、再開発計画の夢破れ、廃墟となった忘れられた街だった。image
そこで巻き起こる連続少女殺人事件。
少女たちの死体に刻まれた数字を手がかりに、「忘れられた」二人の刑事が、再び捜査の熱狂に冒されていく。
 
圧倒的な文圧とスピード感がすごいです。
『空まで踊る』は、胸に十字を刻まれた特徴的な連続少女殺人事件を追う二人の刑事のハードボイルド小説です。

殺人の「悪」と警察の「善」の正義がまかり通る世の中に身を置いているので、刑事が主人公で、その道徳心をくすぐられ、引き込まれます。
読みやすい文章表現で、あっという間に読み切ってしまいました。
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続編である『ブレイン・サラッダ・インヴェスティゲーション』は、
ある事件に迫る若き女性警視と過去の事件に憑りつかれた刑事が出会い、話が展開していきます。image
忘れられた街・××市で起きた市長候補狙撃事件を捜査する若き女性警視、
2年前に起きた連続少女殺人事件の真相を執拗に追う一人の刑事、二人の出会いが時を遡り、物語の真実を解き明かしていきます。
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多重構造の真実に翻弄されて、読んでいてもワクワクドキドキが止まりませんでした。

前作の結末が、ひっくり返る大どんでん返しに息をのみました。
前編の『空まで踊る』を読み返したくなりました。
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