名古屋の劇団ゲボゲボさんの公演にみーこさんが出演されるってんで観に行きました。
初日公演を拝見して、あまりにも良かったので、すぐに千秋楽公演を予約し、昨日千秋楽を観劇しました。
千秋楽も無事に終わったので、間違ってネタバレしても大丈夫って事で、いつもの私の拙い感想文です。
超簡単に内容を書けば、どうやっても死なない娘(プリンセス・ネバー・ダイ)と、どうしても殺したい義母のお話。
義母フラウがみーこさんの役。
義母とは言え、結婚当日に未亡人になるワケですがw
義母フラウの「自分が幸せになる為に娘を殺したい」と言う情熱に対して、決して死なない(笑)娘白雪は自分に差し向けられた殺し屋にさえもその純真な心で愛を向け、そんな義母フラウへも純粋無垢な愛を示す。
衣装も黒のフラウと白の白雪と分かりやすい(笑)
とにかく、フラウの情熱が凄いw
しかし。
その情熱も、やはり「相手あって」のこそ。
あの、ルパンと銭形、トムとジェリー、アンパンマンとドキンちゃん。
そんな関係。
二人は決して交わらない平行線だけど、永遠に追い掛けっこを繰り返す。
でも、その追い掛けっここそが、情熱の源で、それこそが幸せ。
そんなお話をいつも以上の熱量で演じた我らがみーこさん。
その圧倒的な狂気で白雪に迫って行く表現は圧巻で、さらにラストで情熱の対象を見出した際の至福の表情も素晴らしい。
演劇素人の私にもグイグイと迫って来ます。
聞けば、相手の白雪役も岐阜の舞台女優さんとの事。
二人の岐阜の若手女優さんが名古屋の劇団で主役を張られてるんですね。
岐阜人の私には嬉しい限りです。
またまたいいもの魅せてくれた鶴田のみーこさん。
ますます今後楽しみな女優さんです。