先月、ついに約束のネバーランドを観にいった。。
原作が大ヒットしているのも知っていたし、名前はよく聞いていたけど、正直ぼく自身は全く見たくはなかったのだ。。(；´∀｀)
息子からずっと観に行こうと言われていたのだが 、親としてはずっと反対していた。。(；一_一)
なぜか？
「残虐なシーンがあるのではないか？」
とか、
「面白いけど子供に見せるものではないと思った」
という、“誰かの声”を“どこかで聞いていた”からだった。
👇だってこんなかんじの内容なんだもん。。(；´∀｀)
〜あらすじ〜
人間と、人間を餌にしている鬼が同じ世界で共存していくために、ハウスと呼ばれる孤児院で子供達を育て（管理）、ある一定の年齢（漫画と映画で違うらしい。12〜14歳くらいまで？）が来たら、里親（＝鬼）の元へ、「出荷」という形で献上されていくという話。
子供達は鬼の存在や外の世界の事、いつかは鬼に献上されるために愛情をかけて（？）育てられているという言う残酷な事実を知らぬまま共同生活をしている。
⚠ぼく、映画しか観てないのでファンの方いたらこんな説明でゴメンナサイ。(；´∀｀)
「残虐なシーンや残酷なストーリーがあったら、うちの息子にはどんな悪影響を及ぼすのだろう？？」
「うちの息子（10歳）にはまだ早い。」
「できるだけ観せたくない。」
ギリギリまで何とか「スタンド・バイ・ミードラえもん」に息子の興味を誘導しようと必死だった。。(；´∀｀)
それでもうちの息子は
「約束のネバーランドは？」
「約束のネバーランドはいつ行くの？？」
毎日毎日せがんでくる。。(；・∀・)
そしてついにある夜に、ワンワンと泣き出したのだ。。そ、そこまで…？？(；・∀・)
息子の根気にさすがに観念して観に行った。。
観終終わって息子に誤った。
感動した。
大人が持つ観念と、
子供たちの無限の好奇心・想像力と可能性との葛藤？や戦いを描いた映画だった。
親離れ子離れ。
親から子へ、
子供から親へ、
愛がテーマの映画だったと思う。（ぼくの感じ方ね。。）
とにかく、
「残虐なシーンや残酷なストーリーがあったら、うちの息子にはどんな悪影響を及ぼすのだろう？？」
「うちの息子にはまだ早い。」
「できるだけ観せたくない。」
👆これこそぼくの「観念」だった。。
あのまま自分の目でろくに確認もせず、
息子の希望やビジョンを否定&コントロールをしていたら、あの日のあの感動を息子と一緒に味わう事はできなかった。
この件に関してはぼくが間違っていたと思った。
「あー、こりゃ間違えたなー」と思ったら、最近は子供にも正直に謝ることにしている。
ごめーん。
パパはお前には悪影響な映画だと思って、何とか見せまい見せまいと思っていたよ。
みたらすごくいい映画だったな。
ありがとな。
お前すごいなー。
あれだけ親に反対されてきたのに、どうしても見ようと思ってたもんなー。(；一_一)
直感ってやつだわ。
お前の直感あってるわ。
パパの言う事も聞いてほしいけどさー、そういう感覚は大切にした方がいいなー。
観終わってすぐにこんな感じの伝えた。
親はつい、
誰かがどこかで言っていた事を元に、
いつの間にか人から刷り込まれた事を
自分の目で確認もせずに、
「良くない事だ！」
と判断して、
自分の価値観を子供に押し付けてしまう。
それが観念＝思い込みってやつなのだろうか。。
ま、でも、それも親の愛情なのだ。。^^;
映画の「ママ」と同じで、何とか自分のできる範囲で、子どもたちが傷付かないように、自分ができる限りの事を精一杯を与えようとするんだけど、いつの間にかそれがやり過ぎになってしまう事もある。
でも、親もひとりの人間だから。
自分の親だってそうだったんだろうし、自分だってそうなんだ。
あの映画の子供たちも、
それでも自分の「ママ」を何とか信じようとしていた。
自分たちにとって不都合で残酷な「ママの真実」を知っても、それでもママへの捉え方を何とか変えようと努力していた。
そこから自分達への愛情を見つけようとしていた。
僕も親に対してそれをしてきたのだろうし、
ぼくの子どもたちもまた親である僕らに対してそうしようとしてくれているのだと思う。
感謝だなー。
それにしても、なぜあんなにまでして（泣きわめいてまで）親と観に行こうとしたのだろうか？？
息子は原作のファンでもないし、映画が子供向けに残虐なシーンをカットしたり、感動的な内容にややアレンジ（？）されている事は息子本人も知らなかった。
無意識の力というやつなのだろうか。。
いまぼくに何が必要なのか？
いま息子に何が必要なのか？
お互いにお互いの感情の全てを知らないし、子供は意識的にうまく言葉や態度で表現出来ないけど、
大切な事を気付かせるために、
不思議と必要な人が現れたり、
必要な出来事が起こったりする。
私は何も知らない。
私はすべてを知っている。
👆
これってそーゆー事なのかもしれない。
まだよくはわからんけど。。
ユーリでしたー。