私の現在の学び舎、リンシェーピン大学は北欧諸国の中で工学部やComputer Scienceの分野で有名な大学です。


Wikipediaには

http://en.wikipedia.org/wiki/Link%C3%B6ping_University



Industrial Engineering(産業工学)、International Business Administration (国際経営学)、Applied Physics and Electrical Engineering (応用物理、電子工学)、Computer Science(コンピュータサイエンス)の分野において実績がある、


と書いてありました。




ちなみに産業工学とは…

http://www.tensyoku-navi.biz/archives/2005/11/ie.php



“IE(アイイー/インダストリアル・エンジニアリング)とは、

経営工学の分野に属し、工業技術あるいは生産技術のことです。

具体的には、人・機械・材料・方法・エネルギーを

効率良く組み合わせて「安くモノづくりを行う」ことを具現化するための技術を指します。


例えば、細かく分けた作業単位ごとの正確な作業時間の測定や

工員の動線を図式化し、全てのプロセスを科学的分析。

その結果をもとに作業の標準化に向けた工場を設計して

生産効率向上を実現させるのです。

あくまでも経営の技術であり、機械の技術ではありません。” だそうで。


産業工学を専攻しているスウェーデン人の友達がまわりに多いですが、正直知りませんでした。

お恥ずかしいかぎり…


そう、つまり、リンシェーピン大学は Super理系 の大学なんです。

産業工学やビジネスを学ぶ学生も数Ⅲぐらいのレベルで数学を勉強してるので

文系というより理系に近いと思います。


完全に  ド・アウェイ です。

会う人、ほとんどが理系の学生。

初めて会った人に「私の専攻はPolitical Science」と言うと

(そうなんです、私、これでも政治学を学んでます。)

大体、微妙な反応をされるか、苦笑いされます。


口には決して出さないけど、「それはまた、つまらなそうだね。」的な表情で。

この1ヶ月でそれが分かったので、最近は

「どうしてそんな顔するのはてな5! 政治は社会の根本を形づくっているもので、私にとっては経済よりもおもしろいよっっ!!

と反撃するようになりましたw

ささやかな抵抗。


今日のKorean Food Partyで出会ったフランス人の子には

「政治家か首相にでもなるのかぃ?」と聞かれてしまった。

そういうときは、

「日本では学生時代の勉強と、将来の職業が必ずしも直結してるわけじゃないんだよ。

特に文系の学生は。興味があるから勉強してるの。study is just study」って説明してます。

そこから、日本は大学に入るための受験勉強が大変で

日本人学生(この場合文系)はlazyだよ、みたいな話から

学歴社会の話に発展することが多い。

「日本は大変だね。」で大体片付けられるけど、それはそれでおもしろい。


1ヶ月で気づいたのが、私は教育の話になると熱くなってるってこと。

特に英語教育の話になると。

これは自分でも意外だったので、少し自己分析になりました。


加えて、色んな国の教育制度について話を聞くのはおもしろいです。

フランスがヨーロッパの中で英語が得意じゃない理由だとか

ドイツ人はどの言語も習得しやすいだとか。


今まで日本では話したことのなかった国の人と

出会えて本当に刺激的な毎日。

まさに私が思い描いていた留学生活。


親には感謝してもしきれない。

「出世払いで返してもらうわ。」ってうちの母はよく言うけれど

私の目標は、ハワイにコンドミニアムを買ってあげることだったりします。

結構、現実的。 笑

うちの両親はハワイが大好きなので 椰子の木


話が飛んでしまいましたが、言いたいことは一つだけ。

留学生活、本当に楽しいですニコちゃん