連合審査会、おくもとゆり質問

「受動喫煙防止条例について」
動画がアップされました。ぜひご覧ください。

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この動画の30分ごろから、10分間
受動喫煙防止条例について私が質問をしています。
 
大田区は受動喫煙対策を一団となって、しっかりと進めて参ります。
 
 
来月6月14日に第2回定例会で11時45分ごろから20分間登壇致します。
 
以下、私の質問原稿です。
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大田区における受動喫煙対策について
大田区議会、都民ファーストの会、おくもとゆりです。
東京都で作った条例も、基礎自治体で実現できなければ、
本当に必要とする人たちには届きません。
大田区議会議員として都議会と連携し、全力で取り組んでまいりますので、
皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
 
 
では質問に移らせていただきます。
東京都では受動喫煙防止条例を制定いたしました。
国における健康増進法の改正もありましたが、
国の基準をさらに上回る厳しい規制となっております。
受動喫煙防止条例は、本年度7月に一部が施行され、
2020年4月には、全面施行されることになります。  
規制は屋内に限りますが、病院や学校、公共施設などの第1種施設と
飲食店などの第2種施設との区分けがあり
第1種施設では本年度7月より全面禁煙となります。
第2種施設の飲食店では本年度9月より、店頭表示が義務付けられます。
来年4月には都内84%の飲食店が原則禁煙となり、
技術的基準を満たす「喫煙専用室」を設置すれば、喫煙ができることになっています。
また、従業員を雇用している飲食店は、
従業員の健康を守る必要があることから、原則として禁煙となります。
2020年、東京オリンピック・パラリンピックは「たばこのないオリンピック」として、
観客もアスリートも、たばこを吸うことによる健康被害や、
「望まないたばこの煙への対策」が求められています。
大田区は、羽田空港を擁し、多くの外国の方が最初に訪れる街でもあります。
2018年訪日観光客は3000万人を突破し、前年を100万人以上上回りました。
政府は2020年の訪日観光客の目標を4000万人とかかげております。
大田区内の飲食店にも多くの観光客が訪れることになります。
 
①  今年の7月からは、第1種施設が全面的に禁煙になりますが、区における第1種施設は、どれくらいあるのでしょうか。
 
② 第1種施設は7月から全面禁煙となりますが、敷地内屋外に喫煙所を設置する予定はあるのでしょうか。
 
東京都受動喫煙防止条例では、今年の9月に飲食店における店頭表示義務が課せられます。
 
③ この表示義務に大田区はどのように対応されていくのかお聞かせください。
 
また、区内には、第2種施設、飲食店は何店舗くらいあるのでしょうか。
 
従業員を雇用している、または雇用していない家族経営のお店はどのように把握する予定でしょうか、お聞かせください。
 
来年の4月には、健康増進法と受動喫煙防止条例が全面施行になります。努力義務ではなくなります。
周知に万全を尽くし、「知らなかった」という方がいないように、取り組んでいただきますようお願い申し上げます。
東京都では「子どもを受動喫煙から守る条例」を2018年4月1日に施行いたしました。
通学路や子供があつまる公園、学校周辺の路上でも努力義務の対象となっております。
屋内でタバコが吸えないと外でたばこを吸う人が増えます。
当然、吸い殻のポイ捨ても増えるので、喫煙所の確保も必要です。
 
④ 「清潔で美しい大田区をつくる条例」では、「路上喫煙禁止地区」を指定し、
区長が指定した場所以外では、喫煙ができません。
今後「路上喫煙禁止地区」を増やす予定はありますでしょうか?
 
屋外の喫煙対策は、各区で独自の取組みをされています。
「ポイ捨て禁止」や「歩きたばこ禁止」のアナウンスを、一日に3回、各1分間放送をしている重点エリアもあります。
 
⑤大田区ではこのような取組みを行う予定はありますか。
 
区民の皆さんの健康を第一に考え、
受動喫煙対策をすることが区民のみなさんの福祉の向上につながります。
受動喫煙対策には、より一層の皆様のご理解、ご協力が必要となります。
今後も東京都と連携し全力で取り組んでまいりますので、
引き続きよろしくお願い申し上げます。
 
以上です。ありがとうございました。
 
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