2023.10.26

シモンネーリング

リサイタル@渋谷 大和田さくらホール

 

ショパンコンクールで印象的だった

彼の繊細な演奏を1度 生で拝聴したくて

行って参りました✨

 

 

 

 

前から5列目の真ん中より少し左

 

彼は 190cmもあるんですね

そんな大きな男性が奏でる

本家本元のショパンは

想像通りの弾きこまれた仕上がり

非の打ちどころがない。

 

 

始まりのベートーヴェン、

1楽章から2楽章の合間に

客席の扉が音を立てて開閉し

お客様が入ったのだけど

 

その人が座るまで

弾こうとしない 姿勢や

 

楽章の合間に

鍵盤を何度も拭くところから

 

聴こえてくる彼の音楽通りに

とても繊細な感覚の方だということが

伝わってきました。

 

 

 

 

私の中で意外にも響いたのは

ベートーヴェンソナタ

 

たぶん、彼的には

これからレパートリーに仕上げていく

段階のものと思われるのだけれど

 

それ故に

まだまとめ切れていない臨場感、

良い緊張感があり

 

18番の終楽章では

そんなに早いテンポで大丈夫💦と

ドキドキしながら こちらも伴走、

 

ゴールしたときは、おおーっ✨‼️

…という達成感、高揚感が

半端なかったです。笑笑

 

 

古典派の作品ながらも

ロマン派のニュアンスを薫らせる

繊細なまとめ方も

 

彼ならではのものがあり

惹き込まれました。

 

 

 

 

 

 

彼の、あのヴェールのような

繊細なパッセージは

本当に素晴らしいですね🥲💗

 

 

 

 

 

 

 

Mari's Cafeでの対談も

とても興味深い。

 

マリさんのインタビューは

クラッシックに詳しくない人がみても

とても分かりやすく

 

普段のお人柄を上手に自然に引き出していて

とても面白いのです。

 

このインタビューのなかで

私的にツボなことを発見❣️

 

シモンネーリングは

卓球🏓がめちゃくちゃ上手ということ🤣

 

学生のころ5年間プロのチームに

所属していたらしい。OMG!!

 

いつか温泉卓球

対戦させてほしい〜〜w

 

 

Mari"s Cafe のなかで

興味深かったのは

シモンネーリングが抱いている

日本への印象 ⬇️

 

 

「 日本でどのようにしてクラッシック音楽が

  築かれてきたのかということに興味がある。

  クラッシック音楽が日本では真面目な姿勢で

      聴かれていることがとても好きだ

 

  日本みたいにクラッシックへ

      リスペクトがある国はなかなかないと思う。

 

  日本人はクラッシック音楽の本質を

      わかっている。

  聴衆が本当に音楽を聴きにきている、

      というのが感じられる

  ずっとこのままでいてほしい 」

 

 

 

日本のことを好きでいてくれるのは

とても嬉しいですね。

 

日本酒は辛口がお好みとのこと

いつかまたコンサートに行くときには

差し入れは日本酒で😉💗

 

 

 

 

 

アンコールは3曲。

 

次の来日があったら

また聴きたいなと思うピアニストでした。

 

 

最後に

彼が2015ショパンコンクールで弾いた

エオリアンハープを。

 

ため息でる…。💕︎🥺💕︎

 

この時はファイナルに進んだのですもんね。

 

 

 

 

 

 

 

みなさま

素敵な1日を♡♡