大阪芸大のプロムナードコンサート
@サントリーホールへ。
関西の大学事情には疎いのですが
私が20代の時に出会い、
いまも心から尊敬している
井上ゆかりさんという
最高にクールなジャズピアニストも
大阪芸大ピアノ科の特待生だった
記憶があります。
どんな大学を出ていても
現場に出てしまえば大学名なんて
関係くなりますが
それでも、学生時代に
サントリーホールを経験できるという
この大阪芸大の学生さんは
最高に恵まれた環境ですね。
そしてこの豪華な講師陣
この講師陣が出るとなったら
受験生がいなくても聴きに行きたくなります。
マリさんのガーシュウィンピアノ協奏曲
へ長調 第3楽章 Alleguro agitato
舞台袖からでてくるときにすでに
マリさんのなかにリズムがあるように見える。
情熱的でダイナミックで
華やかな演奏を客席から見ていると
誰もマリさんの手があんなに小さいとは
夢にも想像しないだろうと思う。
耳だけでなく
目でも愉しめるのもマリさんならでは。
コシノヒロコさんのドレスは
まるで南国のビビッドな
鳥を想わせる鮮やかさ。
こんなドレス、いままでどこのステージでも
見たことがないな。
マリさんとヒロコさんの信頼関係からくる
チャレンジングな心意気を感じます。
この日もうひとり
楽しみにしていた講師陣のおひとり
宮川彬良さんはコロナ罹患でお休み。
大友直人さんが代役も務められていました。
宮川さんの編曲は流石のエンタメ感!
クラッシックを熟知しているだけでは
作れないあの世界観。
娘が小さい時には「クインテット」
よく見てました^^
お仕事がまるで趣味のように
楽しんでいらっしゃる姿が
魅力的な方ですよね。
そしてラストの
羽田健太郎作曲 交響曲「宇宙戦艦ヤマト」
〜明日への希望
これも素晴らしかった〜〜❣️
大好きだった羽健さん、
どれだけ聴いたかわからない。
(いちばんはルグランとの共演です)
この交響曲の中にも
「あぁ、やっぱり羽健さんだ!!!」と感じる
コード進行やハーモニーが随所にあり
それはときに「渡る世間は鬼ばかり」を
彷彿させて
平和だった昭和時代の羽健さんを懐かしく
思い出すものでした。
ヴァイオリンの三浦文彰さんの音色の美しさも
ピアノの今川裕代さんの透明感ある響く音色も
その後生徒たちとの食事の席で大絶賛でした。
こどもが多かった時代と違って
いまは各音大も経営コンサルタントをつけ
多くのジャンルに幅を広げ、
経営に工夫を凝らしていかないと
生き残れない時代。
先日プライベートでご一緒した
CASIOのマーケティング統括部の方々が
(この方々がかてぃんを世に出したのです)
今季から大阪音大の非常勤講師として
卒業後に生き残っていくにはどうすればよいかを
講義していくときいて
「そんな授業、私たちの時代にも欲しかった!!」と羨ましくなりました。
音大を卒業してから、
ラウンジピアニストになりたいという子と
ご縁をいただく私ですが
今まで全くご縁のなかった大阪芸大を
深く知ることができた
とても興味深く有意義なコンサートでした。
Yahooにもマリさん夜会が
ニュースになっていましたね。
その足でイタリアンをいただいてからの
夜の青山骨董通りの裏路地にある
こちらのお店。
WALL
今年の夏もそろそろ終わりですが
鮮やかな 夏らしいカクテル!
(私はノンアルだけどw)
そして、2階は会員制のサロン
特別にご案内頂いたのですが
素晴らしい現代アートの数々でした。
誰か会員になって欲しい。笑
異空間で素敵でした💓
気のおけない仲間との音楽談義できる
こんな時間はしあわせです。
きっかけをいただいた
マリさんありがとうございます。
それではみなさま
素敵な1日を。