今日はわが家の

大好きな生徒さんたちの近況をご紹介。

 

外の会場で弾いたおりに

お客様からいただいた反応などを

書き留めておきたいと思います。

 

 

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お一人目は

皆様もよくご存知、Rくん。

八王子市の公共施設でのロビーコンサートにて

30分のプログラムをお届けしました。

 

演奏が始まる前に

職員の方が、こう紹介くださったそう。

 

「今日はいつもとは違い、

障害があるお子さんの演奏です

なのでいつもより、ちょっと優しめな...

(簡単な)演奏かと思います..。」

 

 

....笑い泣き

 

 

 

そしてRくんがいつも通りの演奏をお届けすると

会場から拍手が鳴り止まず、アンコール

 

転調が効果的に聴こえるようにと

アンコール用にサイズ調整した

Rくん編曲の「残酷な天使のテーゼ」を弾くと

またしても大喝采で、泣いている方も

沢山いたそうで..

 

沢山のかたに、

「感動しました!」

「今までのコンサートのなかで

    一番良かったです‼️」

 

...と声をかけていただいて

Rくんの演奏がお客様の心に

届くものだったことが

ダイレクトに伝わってきました。

 

よかったね!^^

 

 

 

 

 


マリモのエビフライ🍤…あついにゃ


 

 

 

私が、生徒さんが

外部で演奏すると報告を受けて

レッスンをするときに

心がけることは…

 

① お客様の年代をリサーチする

   どんなお客様の層なのか、これによって、

   聴いている方のストライクゾーンが

   変わります

 幅広ければ、幅広いジャンルの準備を。

 

② 演奏時間はどのくらいか

 聴いている方が退屈したり、

   中弛みしないように緩急つけます

 

③ 余裕があればさらに、

    どんな方が聴いていても

 「きちんと勉強している子なんだろうな」

   ...と思ってもらえるように

 クラッシックである程度のものを

 一曲でも差し込みます。 

 

④ そして、その生徒さんが好きな曲、

 お得意な曲をいれて、

   本人が弾きたい気持ちで弾けるように。

 弾きたい気持ちで弾いている曲って、

   自然に魅力的に聴こえるので。

 

 

こんなところでしょうか。

 

この日のプログラム

 

① 奏(スキマスイッチ)

② トルコ行進曲(ファジルサイ編)

③ Let it be (ビートルズ)

④ エリーゼの湖

   (Rくん編曲〜エリーゼのためにと白鳥の湖)

⑤ 天城越え(石川さゆり)

⑥ 糸(中島みゆき)

⑦ プレリュード〜8つの演奏会用練習曲

   (カプースチン)

アンコール 残酷な天使のテーゼ

    (エバンゲリオン)

 

終演後、大学教授だという方が

Rくんのママのところに来て

こうお話しされたそうです。

 

「最後のカプースチンは

 僕が一生かかっても覚えることは

   できないでしょう...すばらしかったです」

 

 

ほんとにね、Rくんの記憶力は天才的。

自閉症スペクトラムって、またの名を

「とびきりの天賦の才能を持ったひと」

  なのだとおもう。

 





生きづらいときも沢山あって

理解してもらえなくて

他人を許して生きてきた...というRくんだけど

 

ピアノを通して

彼の伝えたい思いを

沢山の人にお届けして


その反応が、

こんなにたくさん

温かい気持ちで返ってくる


このエネルギーの循環は

Rくんにとっても

とても大切なもの



これが、これからの彼の生きる

エネルギーであり、

エンジンにもなるものだからです。

 

彼も幸せだし聴いている側も幸せ!

WIN×WINな関係

最幸ですね💗


 

これからも

もっともっと活躍してね。


 

 

今日は生徒さんの演奏

備忘録でした😊

 

 

 

 

 

 

 

みなさま

溶けそうな暑さですが

どうぞ素敵なお盆休みを❣️