私は学生時代に
韓国人留学生ジョニ君と恋に落ち、
国際結婚をしました。
そして
1999~2017年の18年間を韓国で生活。
付き合っていた当時、
『韓国』になんの興味もなかった私。
ジョニ君は留学生ながらも
日本語がペラペラだったので、
私達夫婦の会話は
出会った頃から今までずっと
日本語のみです。
そんな韓国語も話せない私が
韓国で慣れない生活を始め、
ジョニ君の今は亡き義父(シアボジ)から
こんな事を言われたことがあります。
義父(シアボジ)
「お前はいつまで経っても
韓国語が下手だなぁ～
一体いつになったら
上手くなるんだ？
ココは韓国なんだから
夫婦でも韓国語だけで
話すようにしなさい」と。
するとジョニ君。
「父さん、なんで
そんな事を言うんですか？
そんな事を言うなら
父さんはミョヌリ(嫁)が
日本人なのに、
1度でも
日本語を勉強しようと
思いましたか！？
しましたか！？
彼女のご両親は2人とも
僕が韓国人だからと
韓国語の勉強をしているのに！」
韓国では
父親に子供が意見したり
歯向かうのは基本タブーです。
親は絶対的な存在です。
なのでジョニ実家一同、驚き！！
( °◊° )！？
私も…ビックリ。笑
結婚当初は
韓国に住む予定はなく
東京とアメリカに住んでいましたが、
韓国に引っ越すことが決まった時に
私はジョニ君と
約束したことがあります。
それは
例えどんな事が起きても、
例え私が悪かったとしても、
ジョニ君はいつでも絶対に
私の味方であること。
…ということ。
そもそもジョニ君は
俺のことだけを見て国際結婚し、
俺のことだけを信じて
韓国まで連れて来た私に対して
感謝してる。
と、言ってくれてたので
きっと
俺が絶対に守る！！と
常に強く思っていたんだと思います。
日韓夫婦円満の秘訣は
自分の妻を外から守るコト。
特に日韓夫婦は義実家の繋がりが
本当に濃厚過ぎるし
歴史問題による反日感情は
まだまだありますからね…
まぁそれ以前に
夫婦関係は
お互い不満をぶつけ合って憎しみあって
貶すことでは絶対にありません。
不満よりも先に感謝。
健康でいてくれるだけで感謝。
それとほんの少しの妥協と諦め。
そしてなにより
夫婦は会話が必要です。
我が家もずっと円満だった訳ではなく
離婚の話なんて何度も出ました。
シデク(義実家)問題でも
子育ての考え方の違いでも
性格の不一致でも
数えきれないほどケンカしてます。
本気で「もぅ終わりだ！」と
子供達を連れて日本に帰ったことも。
(ハーグ条約により勝手に連れ帰ると
後々大変なことになるので気を付けましょう)
でも将来的に
子供達から見てどんな親になりたいのか、
どんな夫婦になりたいのか、
子供達が巣立った後 2人で
どんな時間を過ごせる老後を送りたいのか、
そもそも
どんな夫婦になりたいのか、(2度言ってる)
そんな話はたくさんしました。
要するに
目指す夫婦像、家族像
というものが
2人で一致してること
コレが大切じゃないかな、と思ってます。
そしてそれを
お互いが一緒に目指し
理想に近付いていく。
それがハッキリと分かってないとね…と
切実に思います。
縁があって一緒になった2人。
世界中の夫婦や家庭が
平和で幸せいっぱいで
あって欲しいです。
