年末の京都での仕事での紹介です。
北山杉は建築材料として有名ですが、北山杉の生産地に行くと一本の杉から二又、三又に分かれて杉が立っています。これは山師さんが一本の杉からたくさんの材料を取れないかと工夫して、杉がまだ幼いうちに芯を止めてそのとめた部分から何本もの枝を出させそれを成長させて、1本の杉から何本もの杉を取れるようにしたものです。見事な知恵ですね。
それに目をつけたのが京都の庭師さん達で、これを庭木に使おうと庭に持ってきたらとてもマッチしたわけです。今では京風庭園にはかかせない樹木になりました。
北山台杉の枝下ろし中です。流石京都の職人、専用鎌を使い手際よく枝打ちをします。目の前の木製脚立も北山杉製で、高くなった幹は切り取るのでその時でた丸太を利用した物です無駄にしない工夫ですね。この手作り脚立はいかのも京都らしい脚立ですね。
剪定後です。北山台杉いいですね。ちなみにこの台杉は白杉と言って花粉は出ません。花粉症の方でもまったく大丈夫です。
一服中です。この日はよその手伝いです。いつも一人が多いので何だか楽しいですね。
黒松の剪定中です。総目摘みをした黒松のため、盆栽みたく芽が細かくて葉むしりも大変です。
イヌマキの葉むしりです。葉むしりすると、松ごとくとても綺麗になります・・・と写真を撮っていると~早く手伝ってくださいとの声が・・・・すみません・・・・
剪定後です。主木の風格があります。山形・仙台での京風庭園の事なら・・・