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共創ファシリテーター@なかにしゆりのファシリテーション日記

共創ファシリテーター「なかにしゆり」のブログです。
人々の活動を促進する「ファシリテーション」のこと、日々の活動のこと、想いなどを、日々綴っていきます。

今日もページに訪問ありがとうございます。

 

忙しくしていて、更新が途絶えてしまっていました。

 

 

さて今日は、私が所属するNPO法人日本ファシリテーション協会(FAJ)の東北支部4月定例会のお知らせです。

 

FAJ東北支部の定例会は、毎月第1土曜日に仙台で開催されています。

 

非会員でも参加OKなので、ちょっと関心があるなという方は、ぜひ、お申し込みください!

 

4月の定例会のテーマは「フレームワーク」。

 

 

「フレームワーク」とは、ものごとを考えときに、あらかじめ枠組みを考えておいて、手順に沿って行うことで、抜け漏れない発想、新しい発想などを導き出す手法です。

 

さまざまな問題の「構造」を明らかにすることで、課題の明確化や課題解決の手法検討などに役立てられています。

 

 

今回の定例会では、「アイデア創造」「問題解決」「意思決定」の簡単なフレームを使っての演習となります。

 

 

初心者大歓迎!

 

ぜひぜひ、ご参加ください。

 

申し込みは下記Webサイトから!

https://www2.faj.or.jp/base/tohoku/event/-20184115/

 

 

 

今日もブログにご訪問ありがとうございます。

 

今日は「話し合いの準備」シリーズ4で、会場について書いてみたいと思います。

 

話し合いの場所選びでも、場の雰囲気が変わってきます。

可能であれば、話し合いの「目的・目標」にあった会場を探してみましょう。

 

 

会場を決めるための要素の1つとして、まずは「人数規模」が挙げられます。

大人数なのか、少数なのか。

ここまでは当然、皆さんも考えると思います。

 

 

もう1つの要素は、どんな「話し合いのやり方」をするのかです。

 

伝達会議なのか、

メンバー全員で話し合う会議なのか、

アイデア会議なのか、

あるいは、グループに分かれて話し合うのか・・・。

 

グループに分かれて話し合うような、ワークショップ形式の場合は、参加する人数の倍以上ある定数(教室方式での定数)の会議室を取るのが望ましいですね。

 

 

そして、心地よく話し合いができるためには、

 

人と人との距離が離れすぎないこと

かといって、狭すぎないこと

 

が大切になってきます。

 

ですから、話し合いの仕方によって、レイアウトも変更する必要があります。

様々なレイアウトについては、「会場編その2」で書きたいと思います。

 

 

そうそう、もう1つ忘れてならないのは、ホワイトーボードがあるかどうか。

 

話し合いの内容は、参加者全員が「見える」ようにするのが理想です。

 

ホワイトボードがない場合は、壁に模造紙を貼り出して、「見える」ようにしても良いと思います。

 

話し合いを「見えるようにする」ことについては、また、後日書きたいと思います。

 

 

今日もブログに訪問ありがとうございます。

 

今日は話し合いの準備段階その3として、話し合いのルールについて書いてみようと思います。

 

話し合いの準備のためには、まずは皆さんに集まってもらう「目的・目標」を明確にする必要があります。

そして、その「目的・目標」を達成するために必要な「参加者(メンバー)」を決まる日つつ用があることは昨日のブログに書きましたね。

 

 

さて、次に必要になってくるのは、話し合いのルールを決めることなのです。

物の本によっては「グランドルール」というような言葉も使われています。

 

よく話し合いで使われるルールとして

 

「人の話をよく聞く」

「わからないことはちゃんと訊く」

 

というようなものがあります。

 

 

一番大事なのは、「どんな話し合いにしたいのか」、つまり、話し合いの「目的・目標」にあったルールを作るということです。

 

たくさんアイデアを出して欲しい時には

「否定しない」

「意見があったら『いいね』という」

などのルールも良いですよね。

 

対立している話し合いの場合には

「意見の背景(なぜそう思っているのか)を必ずいう」

「人の話を遮らない」

などのルールも良いかもしれません。

 

 

そして、ルールを決める時にもう1つポイントとなるのは、「どんな人が参加しているのか」(参加者)を考えるということです。

 

例えばなかなか意見が出ないような会議の場合には

「1つの議題に、必ず全員が意見を言う」

とか。

 

話すと長くなってしまう人がいる場合には、

「1人の発言時間は最大でも3分とする」

とか。

 

その日の雰囲気、参加者によって、ルールを決めることが大切です。

 

私がよく使っているのは、

「必ず自分の言葉で意見を言う」

というルールです。

 

実は、私の住んでいる東北では、意見を言う人がなかなか多くないという課題を感じているからなのですが。

 

これは、「前の人と同じ意見です」というのはやめましょうという意味です。

 

というのは、「前の人と同じ意見」と言っても、一人一人が違う人であるということは、すっかり同じ意見と言うことも少ないのではないかということがあるからです。

 

なので、同じ意見であっても

「必ず自分の言葉で意見を言う」

というルールを使うようにしています。

 

 

簡単なようで、実は、奥の深い「話し合いのルール」の決め方。

 

その場にあったルールを、ぜひ、使ってみてください。