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今日は話し合いの準備段階その3として、話し合いのルールについて書いてみようと思います。
話し合いの準備のためには、まずは皆さんに集まってもらう「目的・目標」を明確にする必要があります。
そして、その「目的・目標」を達成するために必要な「参加者(メンバー)」を決まる日つつ用があることは昨日のブログに書きましたね。
さて、次に必要になってくるのは、話し合いのルールを決めることなのです。
物の本によっては「グランドルール」というような言葉も使われています。
よく話し合いで使われるルールとして
「人の話をよく聞く」
「わからないことはちゃんと訊く」
というようなものがあります。
一番大事なのは、「どんな話し合いにしたいのか」、つまり、話し合いの「目的・目標」にあったルールを作るということです。
たくさんアイデアを出して欲しい時には
「否定しない」
「意見があったら『いいね』という」
などのルールも良いですよね。
対立している話し合いの場合には
「意見の背景(なぜそう思っているのか)を必ずいう」
「人の話を遮らない」
などのルールも良いかもしれません。
そして、ルールを決める時にもう1つポイントとなるのは、「どんな人が参加しているのか」(参加者)を考えるということです。
例えばなかなか意見が出ないような会議の場合には
「1つの議題に、必ず全員が意見を言う」
とか。
話すと長くなってしまう人がいる場合には、
「1人の発言時間は最大でも3分とする」
とか。
その日の雰囲気、参加者によって、ルールを決めることが大切です。
私がよく使っているのは、
「必ず自分の言葉で意見を言う」
というルールです。
実は、私の住んでいる東北では、意見を言う人がなかなか多くないという課題を感じているからなのですが。
これは、「前の人と同じ意見です」というのはやめましょうという意味です。
というのは、「前の人と同じ意見」と言っても、一人一人が違う人であるということは、すっかり同じ意見と言うことも少ないのではないかということがあるからです。
なので、同じ意見であっても
「必ず自分の言葉で意見を言う」
というルールを使うようにしています。
簡単なようで、実は、奥の深い「話し合いのルール」の決め方。
その場にあったルールを、ぜひ、使ってみてください。